2024.12.01

11期を振り返っての総括

ニュース

今期もBigmacの11期決算時期がやってきました。年々時の流れは速く感じるようになっていて今年もあっと言う間に決算がきた印象です。毎年色んなことがあって当たり前で良いことも悪いことも含めて経営は本当に楽しいと思います。別れもあるし出会いもある中でどこまでいっても人を変えることはできないですが、自分は起業当初より柔軟に物事を考えられるようになりました。さて今回は11期に弊社で行ったことなど書いていきたいと思います。

11期のグループ全体の業績について

業績

まず、10期終了時点で11期は売上を伸ばすということより『顧客との関係値強化』『社内利益率の改善』『業務改善』を念頭に掲げていました。達成できたこと、達成できなかったことの両方がありますがグループ連結年商60億円に達しました。11期は大きな売上増加を狙って活動してきたわけではないのでまずまずの数字だと思っています。また利益率に関しては全体で5%の改善に成功しました。年間で5%なんでこれは弊社にとって大きな改善になります。利益改善にあたって様々な業務フローの見直し、契約の見直し、必要ではないコミニュケーションの削減などを主に取り組んできました。お客様によっては納得して頂けないお客様もありましたがこれからの会社のために僕は必要だったと思っています。

新たな12期も大きな売上増は狙わずにもっと利益率改善でできることの実施、内部スタッフの育成、外部との連携強化に力をいれていきます。11期に行ってきた施策でまだまだやりきれていない改善箇所や強化すべきポイントは明確に見えているのでそこに1年かけて基盤の強化、基本の強化に注力していきます。

組織編成の変更について

4年前からSNSの進化スピードに遅れをとらないようにデジタルマーケティング部署からSNS部署を切り離し独立させていました。これによってそれぞれの分野において深い知見をもったスタッフを育成しようと動きました。4年たって独立させた結果どうだったか?これは全ての会社に該当するわけじゃないと思いますが弊社としては完全に失敗だと思っています。狙いのような結果を出せなかったというのが一番ですが基本的に現在の社会的な流れで考えても集客チャネルにおいてGoogle、Yahoo、BingはもちろんですがSNSも非常に大きな比重をもっています。大きな比重があるにも関わらず独立させたことで部署間の連携や情報共有にもロスを生んでしまいプラスにはたらかせることができなかった。これはこの形を指示した僕の責任だと痛感しています。結果、本当はもっと活躍できただろうスタッフを苦しませてしまったと反省しています。今後はこのようなことがおきないように部署を再編成して1つの部署として動いていきます。

テクノロジーについて

なるべく積極的にAIだったりテクノロジーを活用していく方針で様々なツールなども試してきました。中々自社に相性のいいツールをみつけるのに苦戦はしましたが現在は導入して円滑にまわっているテクノロジーも増えて12期も新たなツールやAIは試して導入していこうと思います。AIによって人の仕事が奪われると不安になっている人もいると思いますが、人でしかできない仕事はたくさんあります。僕たちは人がどうしてもやらなくてはいけない仕事以外は人である必要がないのでどんどんテクノロジーを活用していく方針です。

ホールディングス化について

2024年10月にグループ全体を管理する『For Good Holdings』を設立しました。2年くらい前からホールディングス化したいと考えていましたがこのタイミングで実施した理由は12期に新会社設立など様々な動きが控えているためです。いつのタイミングになるかは不透明ですが次世代にチャンスをどんどん与えていくつもりです。

求人・育成について

この3年間、新規採用の比率を落とし積極的な採用をしないという方針で経営してきました。もちろん全く採用していないわけではないですが『投資』という概念に入る採用はどの部署も行ってきませんでした。それによっての会社全体の固定費の削減などにはつながりましたが、気が付いたこともたくさんあります。

 

  1. 会社は人で決まる
  2. 育成できない会社に未来はない
  3. 企業文化が育たない

この3つを痛烈に感じた3年間。大手さんがなぜ新卒採用に力をいれているのか?なぜそれを毎年やるのか?真剣に向き合って考えたことはありませんでした。しかし考えれば考えるほどその重要性や将来性を理解できるようになりました。なので12期は全力で採用に力を再び入れます。またもう7年くらい前からやっていない『新卒採用』に対してもしっかり動いていきます。

まとめ

個人的にこの2年間は関東にいく機会を減らしていました。様々な事情や組織のためを考えてそうしていました。しかし区切りと考えていた2年も終わります。2025年は改めて都内での動きの強化に個人的には重きを置いています。毎年、決算の時期になるとこうやって仕事を継続できていることに感謝の念が積もります。私たちの業界は努力さえすればお客様に認めて頂き褒めて頂けるわけではありません。努力しても結果がついてこなければいけないので辛いことはたくさんあります。しかし難しいからこそ評価された時に喜びも大きいのです。12期は2月に本社移転も準備しています。色々と動く年になるので楽しみです。みなさま、今期もBigmacとお仕事をして頂き本当にありがとうございました。12期もぜひよろしくお願いします。

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