人として教えられたこと

人として教えられたこと

12月にスタートしたビックマックの第8期も、第1四半期が経過しました。
この8期より取締役となり、求められるレベルがあがっているなか出来ていない事を痛感した3か月でした。多くのアドバイスや気付きをもらう日々でありました。

振り返ってみて

振り返ってみて

おかげさまで、8期も会社全体としては順調にご依頼をいただけていますが、そのなかで北陸地区が計画通りにはいかない状況です。営業職として数字を上げる、自分の成績だけではない全体目標達成が課せられているなかで、採用も含めての私の見立ての甘さゆえ、単に計画を立てる事のみが目標となり達成からの逆算が出来ていませんでした。

 

高い目標を達成するためには、契約数を追うことも大切ですが弊社を信頼してくれるクライアントにいかに成果を返し続けるか。クライアントの現状、業種を見極わめて営業活動を部署として統一し集中させられるか。そこが全然できていない状態です。

 

ビックマックの営業職は、顧客をサポートしディレクションが出来ないと務まりません。その本質を見誤り部下を導けなかったことも起こしてしまいました。全て指導、指示をする私の覚悟や責任感の欠如が招いた結果です。

 

クライアント業務においても待ちの姿勢から、不満を与えてしまったこともありました。私の姿勢、行動が部署全体の行動、結果に反映される事実。私が変わらないと北陸の営業状況は好転しないとはっきりわかりました。

たくさんのアドバイス

たくさんのアドバイス

出来ていないこともあり、本当にたくさんのアドバイスをもらっています。忘れず刷り込むためにも記させて頂きます。

暗い顔を見せてはいけない

上手く行かないときに、私はすぐ顔に出る性質のようです。この世の終わりのような顔をしているのでしょう。切り替えが出来ずに、難しい事案を抱えるとそればかりを考えてしまい暗い顔になる。

 

社内スタッフもクライアントも、そんな人には仕事を頼みたくない、関わりたくないと思うのは当然です。「考えても仕方ないことは考えないように、切り替えて出来る事を行う事」と、教えられました。意識して明るく自信を持って動くようにしていきます。

人を喜ばせる事を考える

相手のことに興味を持って、何をしたらその人が喜ぶのかを考えなさい、と教えてもらいました。仕事を当たり前の業務として見ていてはその考えが出てこないのだと感じました。

 

仕事だけでなく、人間として家族や友人など相手を喜ばすことを深く意識していなかった私の人生。人と深い関りを持たずに生きてきたことに悲しくもなりました。そうありたい心に素直に沿って、出来る事を行っていくしかありません。

直観は正しい

判断や決断する範囲も大きくなったのですが、全てにおいて迷いが発生しています。そこで言われたのがこの言葉でした。直観は単なる思いつきではなく、これまでの経験に基づく統計的な感覚だから結果的に直観で下した判断は正しいことが多いとのこと。

 

とりあえず考えるということで、決断を先延ばしばかりする自分には無かった感覚です。確かに迷うという事は、正しい決断が分かっているのに無理やり別案を頭の中で戦わせているようなもの。判断の遅さが躓きの原因になることが多いなかで、貴重な言葉でした。直観を磨くことが必要で、どうすれば磨かれるのか探して取り組みます。

本音で話すこと

物事を上手く進めようとばかり思っていた時にもらった言葉です。相手の思っていることを全て聞き出すためには、自分が本音で話さないといけないよ、と。思っていることを全部話せる存在になっていますか?といわれ、自分が薄っぺらい人間であることを指摘してくれました。本音でぶつからず逃げてばかりで心が満たされますか、とも言ってくれました。

 

広く浅く人間関係を見ていた自分。信じた人に全力で当たろうとする、その人。本気で自分の人生をどうしたいか考えている部分に今の自分との人間的な差を知りました。自分が本気で人にあたったこと、これまでにも何回かはありました。その時の気持ちを忘れていました。

 

本気であたることで、その分辛い事もあると思います。この言葉を言ってくれた人が抱える辛さ、喜び、充足感。そこにあるはずの人間としての心を掴みに、自分も踏みこんでいくのみです。

先に動くこと

相手を喜ばすことにも繋がりますが、思いを汲み先にこちらが先に動く事がいかに大切かも教えてもらいました。先にこちらが動くことで相手の動きも起こります。待っているだけでは何も起きない事。特にクライアントは発注先に対してやってくれるであろう期待値があります。その期待を裏切ることが不満を積み重ねていく。

 

これまであったトラブルの要因は、ほとんど先に動けなかったことも振り返ってみて気づきました。待たずに動く事で、結果自分の予定に近い形で仕事が進んでいくのであろうと思っています。

関係の背景を見ること

どういう人間関係で契約が発生しているのかを見た方がよい、とも教えてくれました。誰の紹介なのか、紹介者と契約社との関係などを見るようにすることで、すべき行動や対応も変わってくると。おのずと自分がどのクライアントに注力し時間をかけるべきなのかが分かるようになると。

 

誰にでも平等に関係している薄さでは、本当の人間関係は出来ないと教えてくれました。そう捉えると、自分が力になりたいクライアントや人を優先するしかないと考えが変わってきていますし、変えるべきだと思っています。

まとめ

まとめ
自分の未熟な部分を突きつけられている毎日です。このチャンスに変わろう、良くなろうとしないとこの先の50代、60代が寂しい事になるんだろうと危機感はあります。

 

会社をこうしていきたい、自分がこの先こうありたい、というものを、以前よりは見ようとしているのは事実です。春にもなりましたし、未来願望を図にして整理してみたいと思っています。ありがとうございました。

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