こんにちは、コンテンツデザイン部/取締役の中山です。
各個人の仕事に対する意識、概念、そして働き方が大きく変わってきている今、求められるリーダーのスキルも変わってきています。
時代に求められるリーダー像とはどういうものなのか?今回は紹介したいと思います。
リーダーとは?
まず最初に、リーダーとはを考えていきましょう。リーダーとは大勢の人を導く役割を担う人であり、ビジネスの場においては成果を出す人間のことです。
チームを率いて目標を目指し、その結果に責任を持つ人がリーダーと言えるでしょう。
また、現代では、管理職だけがリーダーシップを身につければいいという考えはほとんどないと思っていいのではないでしょうか。
管理職でなくても組織の中で働いているとさまざまな人と関わっていくので、周囲を巻き込んで引っ張っていく能力は大変重要となります。
リーダーに必要な条件
近年働き方の変化から始まり、ビジネスの場も変化が激しい時代となっています。私たちのような業種でも、数年前は考えられなかったような働き方、雇用の仕方が広まりつつあり、それと同時に今までの管理方法や考え方ではいけないと思う場面が多々あります。
そんな中でも必要とされるリーダーの条件とはどういったものでしょうか?
意思決定ができる
組織をまとめていくために必要な「意思決定をする力」は、組織が進むべき道とゴールを明確にしていきます。
チームで仕事をしていく中で、さまざまな意見や考え方の違いが出ることは日常茶飯事です。その中でどの方法が最適なのか、どうしていくべきかをきちんと決断しチームに示していくことはチームを率いる中でも大変重要です。
コーチング
同じ目標に向かっていくために、個人個人をコーチングして正しい道に導いていくことも意思決定と同様に重要な役割です。
与えられたことを淡々とこなすだけと、ゴールを理解した上で取り組む時とでは得られる成果が全く異なります。
そのためには進むべき道を明確にして、達成できるようにコーチングしていくことが大事なのです。
瞬時に対応する
日常において、毎日同じことが起きるとは限りません。変化の激しいこの時代、イレギュラーなことが起きることも稀ではないでしょう。
ミスがおきたり、急な予定の変更があったり、不足の事態が起きることは珍しいことではありません。
そういったときに瞬時に対応できる力はリーダーの条件として不可欠なものです。
問題が起きた時こそ、瞬時に対応・判断をして、行動を示すことでリーダーとしての信頼も高まり、メンバーの結束力も深まっていくでしょう。
現代に求められるリーダー像
過去には熱血的な上司や激しく叱ってくれるような上司がいいとされていた時代もあります。
現代ではそういった枠にはまった人物像ではなくその人の人柄を重要視されていることが多いように思います。
「管理監督から成長支援へ」と書かれていた記事もあり、私自身なんとなくしっくりきました。
トップの指示を下に落として部下の業務を管理監督する時代から、これからは部下への共感を示しながらパフォーマンスを最大限引き出すコーチ役へと変わってきているのです。
若手の傾向として、自分の市場価値を高めること・自分のやりがいの追求というものがあります。そういったものにも寄り添いながら企業へのパフォーマンスを上げさせていくことがリーダーに求められています。
まとめ
時代の変化に伴い、ビジネスはもちろん、社員ひとりひとりの考え方や価値観も多種多様になっています。その中で今までの教育方法や今までのマネジメントから変えていくべきことも多く、求められるリーダー像の変化もそのひとつではないでしょうか。
リーダーとして上に立つ人間も、固定概念にとらわれず、時代に合ったやり方・スキルと日々学んでいく必要があると感じています。
社員ひとりひとりが最大限のパフォーマンスを出していければ、結果として成果も出てくるでしょう。
そのために、リーダーは何ができるか?どうあるべきか?をいまいちど考えてみてはどうでしょうか?
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