自尊心に負けないこと

自尊心に負けないこと

こんにちは。いよいよ12月になりましたね。

弊社の決算月でもある11月が無事に終わり、連結売上22億円に到達することができました。細かいことを言えばもっと出来ることはあったと思いますが、来期への課題だと思っています。成功したもの、失敗したものもあります。

特にその中でも失敗したものを失敗したままで終わらせないことが、会社のこれからの課題なので来期はそこを集中して取り組んでいこうと思います。

誰にでもある自尊心

誰にでもある自尊心

 

誰にでもある感情ですが、この1年特に個人的にこの自尊心について考えてきました。そもそも皆一番可愛いのは自分であって、自分を守るために発生するのが自尊心です。

この自尊心をコントロールすること(自制すること)で本当に多くのチャンスを手に入れることが出来るのに、人は自尊心で行っている行動や発言に気が付きにくいのです。自尊心が強くはたらいている時の状況は下記のような時です。

 

  •  本当は相手に言いたいけど嫌われると嫌だから言わない

これは本当に多いと思いますが、主語である相手に嫌われるからってところがポイントで、本当は相手に嫌われることが嫌なのではなくて自分が嫌われること&傷つくことが嫌なだけなんです。相手に主軸を持っていっているようで実は考えの中心にいるのは自分なのです。

 

  •  提案の回答を聞くのが怖いから電話でなくメールにする

これも上記と同じ心理です。提案の回答が断られるのを直接聞くのが怖くて余計に失注確率が上がるとわかっているのにメールで済ませようとしてしまう。上司には先方が忙しそうなのでメールにしました。と報告してしまう顛末です。これも自分が怖くて相手にボールを渡して逃げているだけなんです。

 

上記のように表向き上は相手にボールがあるように見せて、実は自分を守っている状態は大きく自尊心がはたらいている状況なんです。

もし自尊心を抑制できたら

もし自尊心を抑制できたら

上記のような自尊心を抑制することができれば、本当は手にできたチャンスやコミュニケーションにおいて解決できるだろうことはたくさんあります。

自分より目上の人、自分より優秀な人、自分より偉い人に対して勝手に発動する心理なので、まずは自分がそのような『逃げ』に向かっていないか?を確認することが抑制することへの第一歩だと私は思います。

 

  •  一緒にいて気を使う人

 

  • 一緒にいて自分に厳しいアドバイスをくれる人

 

  • 一緒にいて自分より知識や経験が豊富な人

 

このような人と共に過ごす時間も人によっては苦痛が故に何かしらの理由を作って逃げ出したいと思います。しかしここで逃げていては人として成長機会を失いチャンスロスしてしまうのです。自尊心を抑制できれば多くのチャンスと成長機会を手に入れることができるから気がついている人は人生においても得することが増えるのだと私は思います。

 

私もそうですが、相手に理由をつけて自分を守ろうとしている時は存在します。しかし結果それは何の解決策にもならないし、何より自分が成長できないんですよね。相手にボールを持っていくのではなくて、全て自分ごととして考えることで、問題の本当の解決策が見えたり相手との信頼関係が築かれていくのだと思います。

 

この自尊心が自分の邪魔をしているということに気がついたことで、今年は本当に成長できて大切にする仲間や行動&発言も変わりました。気がつかせてくれた環境や関わる方々に感謝したいと思います。

まとめ

まとめ

今年も残すところあとわずかとなりました。コロナ禍で本当はやろうと思っていたこと、本当は行きたかったけど行けなかったところなど、多くの人が行動を制限された一年になったと思います。

できなかったことをグチグチ言っていても何も変わりません。それより来年はどんな年にしたくて具体的にどう行動していくのか?を考えた方がよっぽど建設的で叶う可能性も大きくなります。

私は来年やりたいことがたくさんあるので既にワクワクしています。来年、必ずよかったと笑える一年にしましょう。
今年も読んでいただきありがとうございました!!また来年もよろしくお願いします。

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