総務職の将来性について

総務職の将来性について

こんにちは。Bigmac総務部の豊岡です。

私自身過去10年程総務部に所属しているのですが、ここ最近の社会的変化を受け、組織における総務部が果たす役割が変わりつつあることを感じています。

総務職はどちらかというと、あまり重要視される部署ではなく、企業の売上利益にも直接的に貢献される部署ではありませんでした。しかし、今後はこのような考えは覆される時がくるようにも感じています。

企業が安定して継続していくために、組織づくりなども面での活躍も大いに期待される部署だと思っています。

総務の需要

総務の需要

総務はどんな業界でも、公的機関や民間企業でも必要になる職種です。そのため、求人の数も企業の数だけあり、とても豊富と言えます。総務職は企業の業績には左右されないため、求人の需要は安定しているように思います。

しかし、営業職や専門職とは違い、総務はそれほど多くの人数を必要とはしていません。募集があっても1.2名の採用の場合はほとんどだと思います。そのため各企業から需要があるとしても、ある程度の経験と知識に加え、総務スタッフにも戦力を求められる時代になっていると思います。

総務の将来性

総務の将来性

総務の役割とは、社員それぞれが自分の業務に集中できるよう、さまざまな業務を請け負い、組織の隙間を埋めサポートしていくことです。

中には単純作業も多くあり、人間の手ではなくAIに任せる時代にもなりますが、まだまだ人の手は必要だと思っています。

これまでの総務は、他の部署からに依頼に対応していくことがほとんどだったと思いますが、今後は、総務から流動的に動く必要があります。例えば、総務から業務効率化を提案し、スタッフの働き方を見直し、社内環境を調査・指摘を行い改善していくことが重要な業務となってきます。

戦略総務になるためには、自分自身の知識と経験を伸ばし、自分かから提案できるようになっていくことが大切で、人事・労務・法務・経理・広報など総務はいくつかのカテゴリに分類されますが、意識的に伸ばしていく努力が重要になってきます。

総務職の中でも、将来なくなる可能性のある経理業務について

総務職の中でも、将来なくなる可能性のある経理業務について

上記では総務のことを簡単にお話しましたが、その中でも経理業務については、かなりのIT化が進んでいるように思います。伝票は手書きでなはくすべてPCでの作成になり、銀行さんとのやり取りも手書き伝票ではなくタブレット式に変化しています。経理のIT化もここ5年でとても進んでいるように感じます。銀行との取引データやクレジットの取引データなど、仕訳を自動で行ってくれる、クラウド会計のソフトシステムは多くの会社さんから出ており、経理担当者としてはとても便利なツールになります。

AIでは行えない経理の業務

しかし、すべてをAIにて管理することは不可能で、今後も経理の仕事は無くならないことは断言できます。どれほどの作業をAIが行っても最終確認を行うのは人間です。

昔にExcelが事務業務に取り入れられた時、仕事が簡略化され事務員が減員される可能性がある。との考えが発生したと聞いたことがあります。しかし、現実はどんどん進化していくExcelを使いこなし、Excelによって業務をスピードアップできる人材は企業にとってはとても貴重な存在になったと思います。Excelは業務をただ簡略化するものではなく、人間がExcelという便利なツールを利用し、さらなる業務効率化をねらえるツールなのだと。

同じことガAIにも言えることではないかと思います。経理の将来性で大切なことはAIの苦手や不可能を知り、補っていくことだと思います。

最後に

最後に

総務職や経理職の将来性を決めるのは、AIに負けない、自分自身のスキルを身に付けることです。AIにはできることの限界があり、最終確認と決定を下すのは人間なのです。その部門の中でしっかりスキルアップし必要な人材になることを目指すことが必要です。

 

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