今回は部下や上司との関わり方や、在り方について私なりの意見を書いていこうと思います。職場で人間関係に悩んだりしていると本来集中しなくてはいけない仕事に集中できないから人間関係は円滑にありたいものですよね。
あなたは部下に指示ばかりしていませんか?
どこの会社にでもある上下関係。上司は部下に成長してほしいと願っているし、部下は上司が頼れる存在であることを願っています。しかし、全てがうまくいくわけでなく、関係性に苦戦したりすることはまれにあります。
指示されたと感じること
下記のように部下に伝えるとそれは完全に指示されたと感じるものです。
・これ今日中にやっておきなさい
・これがうまくできる方法を考えなさい
・これよろしく!!
上記のように伝えているものは相手からしたら「指示」されたと認識されるものです。自分の意見はそこには全くないため、その業務に工夫することはないし、考えることをしません。それはお互いにとって最善ではないですよね。
支援されたと感じること
下記のように部下に伝えるとそれは完全に支援されたと感じるものです。
・これ今日お願い、わからないところ相談して。
・これがうまくできる方法を一緒に考えよう
・これ頼むね、サポートするから。
上記のように伝えることができれば、相手はただその仕事を指示されたのではなく協力のもとで成り立つことを意識できる。自分一人でわからないまま進むことより上司が協力してくれるという安心もあり、思い切った仕事ができます。
指示から支援という思考は大きく違う
上記のように「指示」と「支援」という伝え方では、相手が受け取るイメージもその後の行動も大きく違ってくるのです。会社という組織で仕事をしていく以上、自分一人の力でなんとかなることはこれから先どんどん少なくなっていきます。
スタッフ全員の協力があって自分のかかえるプロジェクトや責任が進んでいくんです。それを理解できないと、いつまでたってもこの「指示」という概念から抜け出すことができずまわりの協力を集めることが難しい状態は続きます。まわりへの感謝があって初めて部下にも「支援」という形の伝え方ができるのではないでしょうか?
コミニュケーションを重要視すれば組織が育つ
弊社はこの半年で急激にスタッフが増えました。当時のように10人未満のスタッフと仕事を進行していくのであればコミニュケーションを頻繁にとることも可能でしたが、現在は非常に難しいです。出張などで社内スタッフとの会話時間も減る中で、私はこの半年、本当に必要なコミニュケーションは何かを考えて社内で色んな取り組みを行ってきました。
今までの弊社では考えられなかった朝礼や、社内研修、部署別研修なども全て社内のコミニュケーションを円滑にするためです。
互いが互いを支えあい、助け合い、補い合う。
私はそんな組織を作りたいと心から願っています。一人の天才が世の中を変えられる時代ではありません。これからは特にチーム力が問われる時代に確実に変化していくと考えます。
言葉と身体を使って私たちは物事を相手に伝えることができます。しかし、言葉と身体を使って相手に全力で物事を伝えることさえできない人だっています。それができることを当たり前だと思わず、私はもっともっと社内のコミニュケーションの質をあげていきたいと思います。
コミニュケーション力で更に会社を飛躍させてもっともっと今いるスタッフが幸せな会社をつくります。
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