こんにちは、コンテンツデザイン部/取締役の中山です。
部署長を任せられるようになってから、採用関係も携わるようになり「どういった人材を採用していくか」というところを見ることも多くなりました。
Bigmacで掲げている「社会に必要とされる人となれ」というスローガンに基づいて、企業に求められる人材とはどういった人材なのか、私なりの考えを書かせていただきます。
人材採用の動向
新型コロナウィウルスの影響で、2020年は急激に求人倍率が下がったと言われています。求人募集を中断する企業が増えたことと、失業者が増えたことが原因とされています。
求職者が多くなってきたことで、企業側はより優秀な人材を求めるようになっており、育成コストのかからない中途採用のみに絞る企業も増えてきたようです。
企業目線で考えると、採用を進めるにあたって選考コストもかかるので、応募が多ければ多いほど選考コストをかけずにいい人材を採用する取り組みを行うようになります。
Bigmacでもありがたいことに応募人数はずっと右肩上がりで、最近では面接までの書類選考も厳しく行うようになりました。
企業が求める人物像を知る
採用にあたって、企業が求める人物像を知ることは最も重要なことだと思っています。
各企業共通して求めるものももちろんありますが、職種や業種でも求める人物像やスキルは大きく変わってきます。まずは求められている人物像をしっかり把握すること、自分はその人物像に当てはまるかどうかを見極めることが大切です。
この人物像の認識が食い違うと、入社後に自分も企業側も苦しむことになります。人物像が当てはまるからこそ、その企業に求められる人材になるということをしっかり考えていきましょう。
企業が求める能力とは
職種や業種でも異なるものはありますが、共通して求める能力と考えられるものをあげたいと思います。
コミュニケーション能力
営業職を希望しない以上、コミュニケーション能力は不要だと思っていませんか?コミュニケーション能力とは、お客様に対するものももちろんですが、社内に対するものもあります。
そのため、どんな職種でもコミュニケーション能力は重要視される能力のひとつです。企業に務める以上、ひとりでもくもくと作業だけを行う、ということはほとんどないと思っても過言ではありません。
作業を行うにしても、作業の指示出しを行う上司とのやり取り、わからないところを聞く教育係とのやり取り、発注するための発注先とのやり取りなど、コミュニケーションが必要な場面が多数あります。
そういった場面で、意思疎通がうまくとれなかったりやり取りがスムーズにいかない場合は、無駄な工数が発生してしまいます。
企業は無駄な工数を嫌うので、スムーズにやり取りができる、的確に言葉の意図を汲み取る人材を求めます。
誠実さ
仕事に熱意を持って取り組み、嘘やごまかしをしない誠実さはどんな企業でも求めている能力です。面接をしていても、書類に書かれている内容と実際のスキルが伴わない、ということが多々あります。
そういったものは大体面接で見透かされてしまうので、応募する際に正直にありのままを伝えることが重要です。現状自分に身についていないスキルがあるのであれば、それをそのまま伝えましょう。伝えた上で、身に付けるためにどうするのかを考えて伝えてもらえると、熱意も伝わり誠実な人だと判断されます。
行動力
物事を考えるだけではなく、しかるべきタイミングで行動にうつす能力は企業でも求められる能力です。
しっかり計画を立てて、なるべく早く行動にうつせるように、失敗を恐れずチャレンジしていくことが企業の成長にもつながります。
行動に移すタイミングが掴めない人、計画ばかり練ってしまう人、逆に計画性がないまま行動してしまう人はどれも企業にとってはマイナスになってしまいます。
自分を知ること
企業に求められる人材になるためには、まずは自分を知ることが重要です。自分がどういった性格で、どういったことが得意なのか。逆にどういったことが苦手なのか。
自分の分析ができてはじめて、企業にアピールできる自分の価値に結びつけることができます。今の自分を知り、企業に求められるために今の自分に足りていないものをしっかり把握できるようにしましょう。その上で自分が会社に貢献できるものは何か、そこまで考えられると企業が求める人材により近くなってきます。
最後に
企業に求められる人、社会に求められる人は共通して自分の価値を見出すことができています。企業に求められる人材になるためには、企業にとって自分がどれだけの価値があるかを考えることが重要だと思っています。
また、継続して企業に求められる人材になるためには、会社の求める能力や自分の価値を、会社の変化とともに考え、柔軟に対応していく必要があります。
会社の変化とともに自分も変わっていくからこそ、成長があり、企業に求められる人材になれるのではないでしょうか。
私自身もこれからもっと成長していきたいと思います!
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