こんにちは。総務部の長谷川です。
仕事で活躍している人に共通する人間力。仕事で活躍している人は活躍しているなりの理由があると思っています。その一つにその人の「人間力」が大きく関わってくると思っており、今回は人間力について考えていきたいと思います。
人間力とは
日々仕事をしていくと様々な人と接しますが、あの人は人間力が高いな。と感じることがあります。人間力とは具体的にどのような「力」なのでしょうか?
人間力とは良く耳にしますが、人間力の定義はあまりはっきりしていないように思います。
私が思うに、人間力とは利他の精神だと思います。つまり、人間力が高い人は利他の精神にあふれている人で、人間力が低い人は利己的な言動や行動が多い人が多いです。そう考えると、とても簡単です。
人間力は他のスキルと違い、明確に力量を測れるものではなく、あくまでも他人に対する姿勢を表しているものです。
ビジネスにおける人間力とは?
では、仕事で活躍できる人間力とは何でしょうか?それは、「相手からの期待以上の仕事を行うということ」だと思っています。
人間力は何かの技量を測れるものではないので、ビジネスにおける人間力は、その過程やプロセスにおいての行う姿勢や態度に現れてきます。もちろん、仕事の結果が伴っていることはさらにいいのですが、「前回の仕事より、さらに成果を上げよう!」などの思考が大事です。
ビジネスシーンで、この人は人間力があるな。と感じる時は、自分が思っていた事前の期待値よりも上回る言動をしていた時に感じます。
人間力が高めると必然的に実績もついてくる
相手の期待値以上の仕事をしようという姿勢が高くなると、自然に姿勢だけではなく、実績もともなってくるようになります。それが人間力のすごいところだと思っています。
今まで、様々なスタッフを見てきましたが、人間力が優れている人は必ず仕事でも期待以上の成果を上げるようになりますし、それにともない周りからの信頼も厚くなります。
依頼される仕事の大切さ
仕事での実績は、もともと自分が持っていたポテンシャルや技術ももちろん大切ですが、一番大切なのは、自分が「何の仕事を任せてもらえたか」ということです。
任せられる仕事の内容のレベルを上げていく、内容を良くしていくという視点を持つことはとても大切で、仕事内容により能力以上の成績や能力を発揮できるのです。分かりやすくいえば、仕事を依頼する側も人間力が高い人に依頼したくなるもの。人間力が高いスタッフは必然的に自分自身のスキルアップもでき、どんどんレベルアップしていきます。
人間力を高めることで任せられる仕事の質が変わる
自分がやりがいのある仕事や行いたい仕事というのは、決して能力が高い人だけに割り当てられているわけではありません。能力が高い人よりも組織や仕事に対する姿勢のいいスタッフに依頼されることが多くあります。
上司が誰に仕事を任せるかを考える時に、上司である自分の期待値より上回った成果を
出そうと努力し頑張ってくれる人に渡しますよね。
やりがいのある仕事の循環
人間力があり、仕事への取り組む姿勢がいいスタッフは、必ず結果が出てきますし、上司からも評価される。これを繰り返すことで人間力も成果も上がり、実績もでき会社からも信頼されるスタッフに成長でき、いい循環でしかないですよね。
ビジネスにおいての人間力はどう高めることができるのか
ビジネスにおいて人間力を高めるには、いかに相手の期待値を超える仕事ができるかどうかです。
簡単にまとめてみました。
- 依頼された仕事は納期より早く仕事を完了する
- データ化し分析し仕事に活かす
- 前回自分が行った仕事よりいい仕事をする
- 利便性を上げる
- 次回のために今やっておくべきことを事前に行う
- 他の仕事に転用できる仕組をつくる
- 今だけではなく、先のことまで考える
こういったことを意識して行うことで、自分の仕事に対する姿勢も変わり、仕事の成果も現れるはずです。そうすることで、上司から信頼されやりがいのある仕事や、重要な仕事を任せられるようになります。そういったことが自分自身のモチベーションにも繋がりますし、仕事もさらに楽しくなってくるはずです。
まとめ
ビジネスにおいて人間力を発揮することで、依頼される仕事の質も上がり、自ずと実績もつき、自分自身のスキルもしっかりついてくるはずです。日々の仕事もやりがいのあるものになってくと思います。何事も継続していくことがとても大切です。自分自身の人間力を磨いていきましょう。
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