こんにちは。総務部の豊岡です。
仕事をする上でとても大切なことは、物事に対して柔軟に対応でき解決できる力、「対応力」だと思っています。どんな職種でも必ずこの対応力が求められる場面は多くあります。
今回は対応力についてお話ししていきたいと思います。
対応力とは
対応力とは、物事に対して柔軟に解決できる力のことです。突然のイレギュラーなことが発生した場合でも冷静に環境や状況に応じて対応できることは、仕事においてもとても大切なことです。
対応力がある人の特徴として、どのような状況でも変わらないポテンシャルを発揮できることです。例えば、体調を崩していたとしても、周りの目からは分からない程いつも通りの仕事ぶりを発揮している人が多いです。対応力があれば、多少の変化では仕事の質が落ちることが無く、どのような状況でも高いポテンシャルを発揮できます。
対応力がない原因
失敗を想定していない
対応力が無い人は、そもそも失敗することを想定していない場合が多いです。失敗を想定していない。失敗に備えることができません。対応力が無い人は成功するかを考えて仕事をしていなく、その場をどう乗り切るかを焦点においています。その場を乗り切ることに焦点を置いた場合、提出までに資料が出来上がっていたらいいという考えになり、期日までに終わらせることで満足してしまうのです。資料の質のことが考えられていないので、不備だらけなことも多いのです。
過去の経験を活かせていない
対応力が無いのは、過去の成功・失敗の経験を活かせていないからです。特に過去の失敗は自分を成長させる大切なものですが、失敗を嫌な思い出と終わらせ、新しく学んだことも、簡単に流してしまい、全く自分の身になっていないことが多いです。過去の経験をしっかり活かすことができれば対応力も身に付いてきます。
準備不足
事前準備を疎かにしてしまう人が多いです。対応力がある人の特徴でも書いていますが、対応力がある人はトラブルにも対応できるよう、事前にシミュレーションを行い、問題点や改善点を見つけ事前準備を怠りません。そういった準備がしっかり出来ていない場合、いざという時に対応ができず、対応力が無いと思われてしまいます。
対応力をつけるために
対応力をつけるためには、仕事の質をあげればいいと思う人も多いかもしれませんが、それは勘違いで、まず大前提として、質を上げるために、基礎をしっかり固めることが大切です。仕事においては、ビジネスマナーから接し方まで、全てが基礎となります。仕事ができ対応能力がある人は、そのような基礎も自分自身でしっかりと固め、本体の仕事に臨んでいます。4月になり、新卒で入社した方も多くいるかと思います。ほとんどの人が専門知識もなく未経験でも仕事になるかと思います。そういう時こそ、自ら基礎を身に付けることからはじめ、しっかり土台を固めていきましょう。基礎が身に付いていない状況では質の高い仕事はできません。
仕事は早く丁寧に
仕事で対応能力を身に付けるためには、どの仕事も丁寧に行うことが重要です。自分自身の妥協点を少なくし、どの仕事にも真剣に打ち込むことです。そのため、面倒と感じる仕事でも妥協せずに丁寧に打ち込みます。どんな仕事も実直に行うことは基本です。
仕事の効率化を考える
仕事をどう効率化できるか、効率化を強化することはとても大切です。効率を上げることは簡単なようで難しいものです。基礎ができるようになったら、スピードを上げさらなる効率化を考え実行していくことです。また、周りと差をつけるためには、とにかく仕事の数をこなすことです。数をこなすことでどうしたら効率が良くなるか、ということが自分でも分かるようになってきます。つまり、仕事のなかでいかに成長できるかが重要になります。
知識をつける
知識をつけること。知識を身に付けて損なことは全くありません。仕事の知識ももちろんですが、仕事だけではなく、コミュニケーションの取り方や一般常識の知識も身につけましょう。いざという時に自分の知識で適切な対応ができるようになります。
事前準備を怠らない
何事においても事前準備を徹底しておくこと。事前準備をしていれば、いざという時に適切な対応ができるようになります。基本として、対応能力がある人は事前準備を怠りません。知識をつけることも大切ですが、事前にイメージトレーニングをすることも大切です。事前準備をしっかり行えれば、トラブルに対しても対応できるようになります。
まとめ
上記でお話した通り、対応力は仕事をしていくうえでとても重要なスキルです。このスキルは自分が努力することで身に付くものなのです。どんな場面にも柔軟に対応し、質の高い仕事をするために、日々の仕事の中から自ら対応力を身に付けていきましょう。
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