自社のホームページをリニューアルすることになったけど、どうすれば良いホームページになるのかわからない・・・。今回はこんな悩みを抱えるWeb担当者・経営者様に向けて、どんなホームページを制作すれば結果がついてくるのか、具体的な例を上げて説明していきます。
目次
サイトリニューアルの意味を考える
サイトを制作する際には、まずリニューアルする上での目標を決めましょう。目標を達成することは本当に可能なのか・・・?
このように考えてしまう目標でも、一度制作会社側に伝えてみましょう。掲示した目標は難しくても、きっとそれに近い実現可能な目標を提案してくれます。
サイトリニューアルの前に現状サイトのデータを制作会社側に見せてレポートとして出してもらうと分かりやすいかもしれないですね。
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サイト訪問者数に対するCVRについて
サイトリニューアルの目標設定をするなかで、「CVR」という数値がよく登場します。
もしかすると初めて目にする方もいるかもしれませんが、この数値は売上アップを考えると、必ず意識しなければならないポイントです。
CVRとは
CVRとは、サイトの訪問者(閲覧者)数に対するコンバージョン(商品購入やお問合わせ等のユーザーの行動)の割合のことを言います。
コンバージョンとして設定する項目によって割合は変わりますが、サイトリニューアルをする上でCVRの向上は極めて重要です。
CVRの考え方の例
例えば、毎月自社のネットショップに約10,000件の訪問があると想定します。その中で毎月100件の購入があった場合CVRは10,000分の100で1%です。1件あたりの平均単価が約5,000円だった場合は売上が約500,000円となります。
以上の想定でサイトリニューアルを行い、CVRを2%に向上させることができれば、売上は2倍近く増加することが考えられます。
ホームページをリニューアルしても検索エンジンからサイトへの訪問者数はそれほど変わりませんが、CVRを向上させることで売上は確実に増加します。
結果を出すためのコンテンツ
「コンテンツマーケティング」という言葉があるように、自社のSNSやメディアなどを活用して売上増加を目指す施策がメジャーになってきています。
SNSであればTwitter・Facebook・Instagramなど、様々な媒体を使いこなす必要がありますし、自社メディアに情報を載せる場合にも意識しなければならないことだらけです。
ここからはサイトの種類ごとに良い例を上げて結果を出すためのコンテンツを紹介していきます。
ECサイト(ネットショップ)
コンテンツを上手く活用しているECサイトとして外せないのがZOZOTOWNです。
ZOZOTOWNでは季節のおすすめアイテムを記事形式で紹介していたり、商品のページにもほとんど全てのアイテムにスタッフのコーディネートが掲載されています。
実際の着用シーンが想像できるコンテンツ、その他にも定期的に配布されるクーポンによって私達ユーザーの物欲を十分すぎる程刺激してきます。私自身、ZOZOTOWNからの誘惑には今まで何度も敗北しています・・・。
ブランドサイト・キャンペーンサイト
これはブランドカラーである赤を惜しみなく使っているコカ・コーラのサイトです。
時期に合わせたキャンペーンを頻繁に紹介していたり、SNSやスマホアプリと連動したキャンペーンにも積極的に取り組んでいます。
サイトを一目見ただけでも商品のイメージが伝わり、商品の良さが想像できる良いサイトだと思います。
上記のキャンペーンでは、SNSに投稿することでユーザーに特典があり、投稿が増えれば増えるほどコカ・コーラのプロモーションにもなります。元からブランド力が強い商品ではありますが、このようなコンテンツによって今後もコカ・コーラの人気が衰えることはないでしょう。
サイト制作後の運用について
よく聞く話ではありますが、ホームページ制作後に一切更新をしない企業も数多く存在します。ユーザーをホームページのファンとして獲得したり、ECサイトで定期的に購入をしてもらうためには情報の更新は必須です。
ホームページだけでは無く、ターゲットとなるユーザーによってはSNSでの投稿や拡散を上手く活用すると良いかもしれないですね。
まとめ
サイトのリニューアル・制作をする際には目的を明確に設定すること、制作会社に任せっきりになるのではなく積極的に関わっていくことが重要になります。
この記事で上げたように、参考になるサイトが日本にはまだまだ沢山あるので、自社で活用できそうなデザインやコンテンツを探してみると良いかもしれないですね。
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