たくさんの「ECショップ」の中で、「売れるHP」「反響のあるサイト」とはどのようなものでしょうか。「ユーザーが利用しやすく、商品を購入されやすい」企業サイトを目指すためのポイントを紹介していきます。
目次
ユーザーが欲しい商品を見つけやすいECショップを目指そう
ユーザーは欲しい商品が見つからなければサイトから離脱してしまいます。まずは、ユーザ-が商品&サービスを探しやすいように、特集バナーやナビゲーションを設置することを意識しましょう。
現状ECサイトの閲覧は、「スマートフォン」からの流入が主流です。そのため携帯端末の小さな画面でも、商品画像やテキストが閲覧しやすいように、効果的に情報を提供するようデザインを心掛ける必要があります。
合わせて、「Amazon」「楽天」をはじめとする大手通販企業サイトでもよく表示されている『関連商品』の表示機能も有効です。
ユーザーが思いがけないような商品に出会う場合もあり、サイトの回遊度も上がるため、実装をオススメします。
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掲載する商品画像や説明文を工夫しよう
商品画像や説明文をしっかりまとめ、ユーザーに商品の特徴を伝える必要があります。
オンライン上で、実際に商品を手にとって見ることができない為、詳細が分かりにくい商品や実際のイメージが伝わるように工夫していく必要があります。
掲載をするべき代表的な画像を紹介します。
・商品角度を変えた、複数の写真を用意する。
・商品の写真には、できるだけ鮮明な画質と画角の大きい画像を用意する。
・服のサイズや重さなど手に取らないと分からない情報は、参考にできそうな別媒体の情報を入れ込む。
特に、アパレル関連のショップであればモデルが実際に着用している写真や、モデル自身の身長等を載せることで、顧客が商品のイメージをつかみやすくなり、商品の魅力を伝えることができるようになります。
ページの表示速度を意識しよう
ページの表示速度も、ユーザーの購買意欲を維持するためにはとても重要なポイントです。ページの表示スピードが重くなる原因はいくつかありますが、よく見られる原因として「商品画像」があります。ECサイト・ネットショップという点から、多くの画像ファイルが使用されやすいです。
掲載している画像点数が多い場合や、画像ファイルのデータサイズが大きい場合、ページの読み込みに時間がかかり、表示スピードに影響してしまっている可能性があります。
Googleの検索アルゴリズムでも、モバイルサイトの表示速度が評価要素の1つと言われており、表示速度が遅いサイトはSEO(検索順位)も上がりにくいことを意味しています。
表示速度の改善策をまとめた記事もあります。こちらもぜひ確認してみてください。
商品購入しやすいスムーズな導線を準備しよう
ECショップでは、商品購入までの確認ページや、必要となる手続きをできるだけ簡単にする事も重要です。
例として、サイトで登録してある「ログインID&パスワード」を忘れてしまった場合の画面操作があげられます。手続きが増えてしまったり、操作が面倒になってくると、ユーザーは途中で商品購入をやめてしまう可能性があります。
合わせて、商品購入直前に手数料や配送料などの追加コストを知ると、ユーザーが思っていた以上に「値段が高い」と購入を思いとどまったり、購入を止めてしまう場合もあります。
商品本体以外にかかるコストは商品価格と合わせて記載しておくことで、購入直前に思いとどまるユーザーをある程度回避できるでしょう。
(引用画像:楽天市場)
ECショップの支払い方法は不自由をなくそう
ECショップを開設するにあたって、支払い方法の選定も重要です。クレジットカードでの決済やコンビニ決済などは決済代行手数料がかかります。
またECショップに決済機能を導入するには、決済を代行してもらう会社と契約する必要があり、その手続きなども手間と感じられる方も多いようです。また、手数料などにより売上や利益が圧迫されることを懸念する人も多いです。
しかし、決済方法を自由に選択できない事はユーザーに不自由さを感じさせ、サイトを離脱する原因になることを意識しておきましょう。
アクセス解析を行いユーザー行動を分析しよう
ECショップは、実店舗に比べてユーザー行動を解析しやすいというメリットがあります。
HPにはどれくらいの人数が訪れているのか、どういった経緯で訪れたかを確認していくことで、動向や人気商品などをチェックして、戦略を立てやすくなります。
何かしらの要因でHPのアクセスが上がり、売上が一時的に伸びた場合は、その原因を解明し、継続して行くことができれば、よりサイト上での売上数値を向上させていくことが可能となります。
アクセス解析は、実店舗では取得することが難しい様々なデータを取得できます。ECショップならではのメリットであり、マーケティング全般としても非常に重要なのでぜひチェックしていきましょう。
アクセス解析について細かく解説した記事もありますので、ホームページを運用している方は是非ご覧ください。
売れるECショップとは売れるポイントを押さえたサイト
今回紹介したポイントを参考にしながら「売れるHP」「反響のあるサイト」を目指していきましょう。「ユーザーが利用しやすく、商品を購入されやすいサイト」がイメージしにくい場合は、参考にできそうなサイトや自分自身がよく使用しているサイトを基に運営していきましょう。
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