Facebookメッセンジャー誘導広告はチャット画面を挟んで、Webサイトに飛ばすという全く新しい方式の広告です。この誘導広告を使うと、ユーザーに商品について知ってもらった後にWebサイトに飛ばすことができ、商品購入に繋がりやすくなります。やってみたいけど設定が分からない、そもそも仕組みが分からないという方にご紹介していきたいと思います。
目次
Facebookメッセンジャーとは?
Facebookメッセンジャーとは、メッセージの送受信や音声通話を行うことができるサービスです。月間利用者数が世界で約13億人を突破し、チャットツールでは利用者数1位のWhatsAppに継ぎ2位をキープしている人気のツールです。
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Facebookメッセンジャー誘導広告とは?
Facebookメッセンジャー誘導広告とは、メッセンジャー上に表示されるバナー型チャット返答もできる広告です。本来、広告をクリックすると指定されたWebページへ飛ぶ、というのが従来の広告でした。ですが誘導広告はWebページやLPに遷移する前に、botまたは実際の人とのチャットという動作を挟むという広告で、全く新しい広告マーケティングの手法でもあります。
メッセンジャー誘導広告の利点
誘導広告の利点として、メッセンジャー上で掲載されている広告をクリックしたユーザーとコミュニケーションをとることができます。botまたは有人でのチャットの対応をするということも可能ですが、Facebook広告では、掲載されている広告を開いたユーザーに、自動で質問を表示できるように設定することができます。例えば、「どんなコースがあるのか」「料金はどのくらいかかるのか」などよくある質問を表示させ、広告ページに飛ぶ前にユーザーの疑問に答え、サイトへのアクセスを促すことができます。
さらに、ユーザーの知りたい事がサイトにアクセスする前に知らせることが可能ですので、自然にサイトの離脱率が下がります。離脱率を下げることにより、コンテンツを見てくれる時間が自然に伸び、コンバージョンに繋がりやすくもなります。
メッセンジャー誘導広告の例
例:商品購入の誘導広告
Aさんは新しい夏服を探しています。Aさんはメッセンジャーを使用中に、服についての広告を発見しました。興味を持ったのでクリックしてみると「どんな服をお探しでですか?」とチャットが表示され、Tシャツなどの画像が出てきました。Aさんは気になったTシャツの画像をクリックし、サイトに飛び、商品を購入しました。
このように、気になった商品をページにアクセスする前にアピールできるというのも大きな特徴です。今回、例としてテキストと画像を使っての広告を挙げましたが、動画も使うことが可能です。Facebook誘導広告の大きな利点でもある幅広い顧客層にリーチすることができます。
メッセンジャー誘導広告の設定方法
メッセンジャーがどんなもので、どういう仕組みがこれで理解できたと思います。次は実際にメッセンジャー誘導広告を作成してみましょう。
①Facebookで新しくキャンペーンを作成し、キャンペーンの目的をメッセージに設定します。
②下書きとして保存を押し、新しく広告を作成します。次にメッセンジャーに表示される広告を作成します。メインテキストやメディアを追加し、広告を作成します。プレビューではFacebookの上で、どんな形で配信されるかを見ることができます。
③広告の設定ができたら、次はクリックした際に出てくるチャットのメッセージテンプレートを作成します。先ほどのメインテキストの箇所をドラッグすると、メッセージテンプレートの作成をする箇所があります。クリックすると、メッセージのテンプレートを編集することができます。
テンプレートでは、「あいさつ」「カスタマーアクション」を設定することが可能です。
「あいさつ」では、誘導広告を開いた一番最初に出てくるテキストの設定ができます。テキストだけでなく、テキスト+画像、テキスト+動画といった、文字だけでは分かりづらい事柄など理解しやすいように設定することもできます。
カスタマーアクションでは、誘導広告をクリックしたユーザーが次に何をするのか、について設定することができます。画像では、よくある質問から「ビジネスについての質問」「広告についての質問」「チャットできる人はいるのかという質問」になっていますが、これは自由に変更することが可能です。それぞれの質問を選んだ際の解答のテンプレートも作ることが可能になります。
ただ、「あいさつ」の欄でテキスト+画像または、テキスト+動画を選択している場合、よくある質問は使用できず、クイック返信のみしか使用できなくなります。
クイック返信は、顧客ができる質問や返信を提案したり、ボタンからWebページなどに誘導することもできます。
④右下のSave and Finishを押して保存、これで設定完了です。
コンバージョンに繋がりやすいメッセンジャー誘導広告
メッセンジャー誘導広告は、商品を知ってもらってWebサイトに飛ばすので成果に繋がりやすくなります。
また、Facebook広告は、ターゲットの年齢、性別、興味関心などの情報を細かくターゲティングすることができます。そのため、商品を購入したり、サービスを受けたりしてくれそうなユーザーに配信を行うことができます。Facebookの強みを利用し、誘導広告で成果を勝ち取っていきましょう。
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