プレスリリースとは?メリットやデメリットを解説!
企業からの情報発信の手法として用いられているのが、プレスリリースでの発信方法です。大企業の広報だけではなく、中小企業や個人事業主、学生や主婦でも無料で行えるプレスリリースとは何か?また、メリットやデメリットについて解説します。
目次
プレスリリースとは?
プレスリリースとは、簡単に言うと、『こんな新しいニュースがあるから、報道してください!』とメディア宛てにお知らせすることをいいます。
そのため『報道機関(プレス)へ情報提供(リリース)』となるわけです。
なお、プレスリリースとニュースリリースは同じ意味です。
プレスリリースは大企業だけではなく、中小企業や個人事業主、主婦や学生など、どんな人でも無料で行うことができます。
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プレスリリースの目的とは
プレスリリースの目的は、情報サイトやニュースサイトといった媒体へ掲載されることです。
媒体に取り上げてもらい、記事として掲載されれば、広告やWeb広告とは違い、無料で情報サイトやニュースサイトに掲載することが可能です。また、掲載される記事は広告欄ではなく、記事欄に掲載されることになるので、信頼度もより一層高くなります。
記事として取り上げてもらえる確率は低いですが、掲載されて大きな効果を期待できるのがプレスリリースです。
プレスリリースと広告の違いは次の通りです。
<プレスリリース>
・費用がかからない
・掲載されれば大きな効果がある、高い信頼性が得られる
・記者側に編集権があるため、基本的に内容のコントロールはできない
<広告>
・費用がかかる
・費用に合った効果しか見込めない場合が多い
・広告主が決定権を持つため、内容のコントロールができる
プレスリリースのメリット・デメリットとは
では、プレスリリースにはどのようなメリットとデメリットがあるのでしょうか。
プレスリリースのメリット
まず、プレスリリースのメリットについて紹介します。
ニュースサイトや情報サイトに掲載される
テレビや新聞あるいは、大手サイトに掲載されれば、視聴者数は数百万~数千万となり、通常では考えられないようなアクセスがあります。
広告よりも高い信頼性を得られる
記事として取り上げてもらえれば、普段広告は読まないという人からも高い信頼度を得ることができます。
無料で実施することができる
プレスリリースは基本無料なので、広告費として発生してくるお金がかかりません。ただし、プレスリリースを配信するまでの人件費はかかりますので、プレスリリースの代行会社に依頼した方が実質安かったという場合もあるので、バランスを見て判断していきましょう。
プレスリリースのデメリット
次にプレスリリースのデメリットについて紹介します。
記事に記載される内容を自分で決めることができない
残念ながらマスコミが取材して書いた記事の内容については自分でコントロールすることができません。
記者は、客観的な立場から、活動について記事にするので、良く紹介されたり、もしかしたら批判的に書かれることもあります。だからこそ、良く取り上げられている記事を、世間の人は信用するのです。
また、広告とは違い、費用は発生しません。そのためマスコミは遠慮なく、自由に記事を書きます。自由に記事を書かれることで不都合があるのであれば、広告に切り替えるべきでしょう。
記事の掲載は確実ではない
テレビ局や新聞社には、毎日たくさんの数のプレスリリースが届きます。そのため、競争率が高く、取材を受ける確率はとても低いです。そのため掲載させる確率の方が圧倒的に低くなります。
プレスリリースの発表方法とは
プレスリリースを配信する方法として大きく分けて2パターンがあります。
1.媒体社に直接送付する
2.プレスリリースの代行会社に依頼をする
各配信方法について紹介しますので、自分に合った配信方法を選択しましょう。
1.媒体社に直接送付する
掲載を希望する媒体社対して、自らプレスリリースを送るという方法です。
プレスリリースを配信したいサイトから、プレスリリース用の問い合わせ先フォームやメールアドレスを見つけ、プレスリリース用の連絡先に対し、プレスリリースの文章を送付します。送付方法としては、メールやフォーム以外にもファックスや郵送の場合もあります。
プレスリリース先のメールアドレスやフォームは次回も迷わず送れるようにリスト化しておくと便利です。
2.プレスリリースの代行会社に依頼をする
『プレスリリース先のメールアドレスのリストを持っていない』『忙しくてメールアドレスのリストを集める時間を確保できない』という方もいますよね。そんな時は媒体社へのプレスリリースの配信を有料で代行してくれる、代行会社に配信を依頼するという方法もあります。
プレスリリースの代行会社は、数百~数千という量の媒体社への連絡リストを持っていますので、配信するリストを自ら集める必要はありません。また、プレスリリースの代行会社によっては、原稿の作成や校正、プレスリリースの効果を測定してくれるサービスや掲載結果の調査などのサービスを受けるプランも用意されています。有料のため費用は発生しますが、リスト探しの時間や原稿作成の時間が軽減されると考えれば、利用した方が効率的かもしれません。
代表的なプレスリリースの代行会社をご紹介します。
PR TIMES(ピーアールタイムズ)
@Press(アットプレス)
ValuePress!(バリュープレス)
Dream News(ドリームニュース)
News2u.net(ニューズ・ツー・ユー)
各代行会社によってサービス内容やプラン、料金なども違いますのでご自分のあった会社を選ぶようにしましょう。
注目されるプレスリリースとは
プレスリリースを書く際に、心掛けた方がいいポイントや書き方をご紹介します。
読みやすい記事にする
記者やライター、媒体社は1日に何百通もの記事に目を通します。その中でも確実に読んでもらうには『読みやすさ』がとても重要になってきます。
魅力的で目を引くタイトル
タイトルはとても大事です。魅力的ではないタイトルは中身も見てもらえない可能性があります。タイトルで記者の心をつかみましょう。
リード文では結論を先に伝える
タイトルの次に読んでもらえる場所です。端的に結論を述べましょう。細かな説明は後述しますが、ここで記者の心をつかむと、最後まで読んでもらえる可能性が高まります。
専門用語なるべく使わないようにする
専門用語を多用すると記事の内容が伝わりづらくなります。専門用語を使う場合はわかりやすい解説を入れましょう。
プレスリリースを上手く活用しよう
プレスリリースは、どんな方でも利用できるツールになります。何百万人が目にするテレビや媒体で紹介させると、かなり大きな効果が見込めます。それに加えて、無料で利用することができます。やらない理由はありませんよね。プレスリリースを知らなかった、行ったことがなかった方はぜひ利用してみてください。
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