きょうは、近頃の10代の検索スキルについて書きます。どうやら、30代の私とはまったく想像のつかないところで独自の爆発的進化を遂げているらしく…ちょっと調べてみました。
目次
今の10代は、Google検索以外もかなり使っている
検索と言えばGoogle。「グーグル先生」「グーグル神」などとも呼ばれ、仕事でGoogle検索を使う私ならずとも、検索のお世話になっている人は多いはずです。1990年代後半~2000年代生まれの10代は、そんな検索事情とは少し情勢が違うようです。
ECzineの調べによると、『最近、検索によく使うサービス』として、
- Google…33%
- Twitter…31%
- Instagram…24%
- Yahoo!…12%
となっています。ん??
Google、Yahooは分かるけど、TwitterやInstagram??そう。最近の若者はSNS=ソーシャルネットワークサービスを「検索として」、Google並みに使っていることが分かります。
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ネットは嘘ばっかり?!若者が検索エンジンを使わない理由
なぜこんなにも、検索エンジンを使わずにわざわざSNSを検索ツールとして使うのでしょうか?30代後半の私には、いまいち理解ができませんでしたが、その理由を聞いて、妙に納得しました。
理由:ネットは嘘ばかりだからだそうです。
Googleで検索すると、SEO対策されているサイトばかり出てくる。
あと、広告スポンサーとかが上がってきている。リアルじゃない。ひと昔前なら、Googleで検索して化粧品のランキングを見ていた。
いまは見ません。結果に誇張や嘘が多いのも、若い子は知っている。
とのこと。うむむ。10代でもネット情報にたくさん触れている昨今、ある程度以上の審美眼は備わって、見極める目を持っている様子。消費者を侮ってはいけない…ということですね。
若者はSNS検索をどのように使って情報を得ているのか?
では実際に、若者はSNS検索をどのように使っているのか?TwitterとInstagramを例に、調べた結果を共有します。
Twitter上には最新情報とリアルな声が溢れている
Twitterを常に開いている若者は意外と多いそう。フォロワーを集めるんじゃなくて、自分好みの情報を発進しているユーザーを積極的にフォローして、情報を集めているのだとか。
- 瞬間的に、いま(波が)来ているものや情報
- 新しく登場したものや情報
- 速報などを知りたいとき
- 検索エンジンでも出てこない情報を探すとき
- 本当の感想を知りたいとき
に、Twitter検索を使うのだそうですね。
確かに、私も交通渋滞情報やテレビで今やっている周辺の情報はTwitter検索(Yahoo!リアルタイム検索)を使いますね。納得しました。
Instagram検索は、現地に行く前のリアルな様子が分かる
私が検索イメージを事前にまったくイメージできなかったのは、Instagram検索。使いかたとしては観光地へ行く前に現地の様子を探すときに利用するのが中心らしいです。買い物で遊びに行く前や温泉、アトラクションなど。
他には、洋服・ネイル・メイク・髪型・グルメの店舗情報を事前に収集したり。そうですね。ハッシュタグをキーワードとして検索できるので、「#(地名) #イタリアン #おすすめ」など検索すれば、出てくる出てくる…。
SNSで検索している若者たちの実例
大分旅行、どこ行くか煮詰まってたけど、インスタでいい温泉見つけた!(༓∀༓)♡
— ぶんぶん @チームFBI♡ (@bun_bun_japan) 2013年11月21日
インスタのハッシュタグで京都のカフェ見てたら行きたいとこたくさん出てきた
— ℛ ୨୧⑅* (@melu___pp) 2016年2月27日
インスタ検索してて
行きたいなーって思ったとこ!
フルーツのパフェとかあるらしくて❤️
誰か一緒にいこー!← pic.twitter.com/XTYDcpP7ri— k a s u m i♩¨̮⑅* (@s5as_s8ky) 2016年2月29日
若者は、SNSを見事に有効活用して検索しているようですね。私も置いていかれないように、有効活用することにします。
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