身に覚えがないのにいきなりFacebookのアカウントに入れなくなった・・・とお困りの方。本記事では、Facebookアカウントが停止してしまう理由や解除方法について解説します。またSNSで多いアカウントの乗っ取りについても紹介しているので、参考にしてください。
目次
なぜFacebookアカウントは停止されるのか
Facebookは、パソコンだけでなく、専用アプリからiPhoneやスマホでも利用できる人気のSNSです。そのFacebookのアカウントが停止している状態というのは、規約違反や迷惑行為を繰り返して、ログインできないようにFacebook側からアカウントにカギをかけられた状態の事を指します。
自分からアカウントを任意で一時停止させ、利用解除を行うのとは異なります。そこで実際の違反事例を紹介していきます。
- Facebookを介して、一方的な嫌がらせや宣伝、出会いなどの不適切な目的で他のユーザーに接触した場合
Facebookでは特定の商品の売り込みや宣伝、また出会いやスパム目的で利用することは規約で禁止されています。ただ、利用者の中には経営者や事業者の方もいますので、自分のビジネスの内容を投稿するだけで規約違反によりアカウント停止処分を受けるということはありません。
しかし、特定のサービスや商品を売り込む内容を何度もタイムラインに流したり、明らかにネットワークビジネスを思わせるメッセージがあったりするケースは規約違反となるので気をつけましょう。
- 実在しない名前(偽名)を名乗っている場合
Facebookはユーザーとユーザーを使用している人物の名前が一致していることが大前提です。なので、いわゆる「なりすまし」や架空の人物の名前を使ってアカウントを作成することは規約違反となります。
また、人物の名前だけでなく、架空の団体や既存の団体を名乗るのもアカウント停止の処分対象なので注意が必要です。InstagramやTwitterでは偽名でアカウントを作成できますが、Facebookでは規約違反となるため、なりすまし行為はやめましょう。
- ポリシーに違反しているコンテンツを投稿した場合
性的なコンテンツや暴力的な動画や画像といった見る側が不快になるような投稿をした場合、Facebookの規約違反となります。また、事件や事故を引用する際には内容に注意が必要なので気をつけて投稿しましょう。
- 他のユーザーに対して大量に友達申請を送り、不正なアカウントだと判断された場合
一度に大量に友達申請を送ってしまうとFacebookのスパム業者対策に引っ掛かり、アカウント停止処分を受けてしまうことがあります。1日に何人まで申請して良いという明確な基準はありませんが、友達申請したい対象が多い場合には何日かに分けて行いましょう。
- Facebookから複数回警告を受けているが、警告を聞き入れずポリシーに違反した禁止行為を続けた場合
規約違反を繰り返し、警告を無視し続けるとアカウントが停止されます。アカウント停止期間に決まりはありませんので、一度停止されると解決策を行わない限り停止されたままになります。なので、警告を受けた場合は無視せずに警告内容に投稿内容には注意が必要です。
上記に当てはまる行動をとると「他ユーザーからの通報」もしくは「システムによる自動検知」のいずれかが原因でアカウントが停止してしまいます。
他ユーザーからの通報
「他ユーザーからの通報」とは、SNSでは常識ともいえる他ユーザーが、迷惑なアカウントを通報できる機能のことです。アカウントを通報する機能は内密な扱いとなるため、誰かにばれることや、どこかに表示されることはなく、反感を持たれて特定されることなどはありません。
通報する場合、通報したい他ユーザーとのつながりが何もなくても通報することができます。理由もなく、いきなりアカウントが停止するかもしれない点を考えると、少し怖い機能ともいえます。
システムからの自動検知
他ユーザーに通報される以外にも、Facebookのシステムが自動的に検知してアカウントが停止される場合があります。Facebookアカウントは、Facebookの規約に違反した場合に停止されます。そこで、Facebookの規約に記載されている、自動検知の対象について紹介します。
- サイト機能の過度な利用が上限に達し、他ユーザーの迷惑となったり、Facebook内での安全を脅かす恐れがあると判断された場合
- 一方的に連絡を送り続ける行為がFacebookのシステムにより検知された場合
サイト機能を過度に利用した場合、フェイスブック上での機能を利用する際の頻度が制限されまてしまいます。また、一方的に連絡を送り続け、送った友達申請の無視される回数や割合が異常に高い場合などはFacebookのシステムに検出されます。まったく知らない人に対してFacebookを通じて連絡を取ることは、嫌がらせや脅迫行為などの安全を脅かす危険性がある禁止行為です。
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停止されたFacebookアカウントはどうなる?
友人からの見え方
アカウントが停止されてしまっても、友人から見ても特に変化はありません。「アカウント停止されていることがバレてしまう!」という心配は不要です。ですが、停止が解除されるまではログインができないため、もちろん「いいね!」やコメントは行えません。日常的にFacebookを使用していた場合は困りますね。
アカウントは削除される?
アカウントの停止に期間は定められていないため、解除しない限りログインはできません。放置してもアカウントが削除されることはなく、ログインしなくても問題なければ放置しても大丈夫です。
しかし、停止中はフェイスブックを退会することはできません。停止を解除し、ログインしなければ、アカウントの削除ができない仕組みです。
停止されたFacebookアカウントの解除方法
では、アカウントが停止された場合にはどう対処すればいいのでしょうか?停止されたFacebookアカウントの解除方法について紹介していきます。
ヘルプセンターに問い合わせる
解除するための最もオーソドックスな方法は、Facebookのヘルプセンターにアカウントの解除申請を送る方法です。フォームへの必要項目は案件ごとに変わり、場合によっては、身分証明書を提示しなければアカウントの再開を受け付けてくれない場合もあります。しかし、身分証明書や写真を提示したにもかかわらず、解除対応をしてもらえない場合もあります。
解除申請を送ると早ければ申請の翌日にはロックが解除されますが、長いと数週間かかる場合もあります。なお、解除対応が待ちきれなくて新規アカウントの登録を行った場合、新規アカウントは高確率で削除されてしまいます。
具体的な手順は下記です。
1.下記の記事の「審査リクエストを依頼」から、お問い合わせフォームへ
2.電話番号や顔写真など必要事項を入力し、送信で申請完了
友達の力を借りる
Facebookアカウントを作成後、「信頼できる連絡先」3件を設定していれば、アカウントが停止されてしまった場合でも、解除の助けを求めることができます。信頼できる友達が3人以上いる人は、設定をお願いすることで、もしもの場合に簡単に解除できるようになるかもしれません。
パスワードを変更する
アカウントの乗っ取りなど、不正アクセスが原因でアカウントが停止された場合には、パスワードを新しいものに変更すれば、再度アカウントを使用する事が出来るようになります。
アカウントの乗っ取りに気をつけよう
利用規約違反や迷惑行為など、まったく身に覚えがなくてもアカウントを停止されてしまう場合があります。その場合、他人によるアカウントの乗っ取りやなりすましの被害にあっている可能性があります。
最近アカウントの乗っ取り被害が増え、他人事にはできません。自分には関係ないと思い込むのは危険です。そこで、被害や危険を少しでも防ぐため、アカウント乗っ取りの種類や手法について紹介します。
パスワード流出によるアカウント乗っ取り
最も代表的なアカウント乗っ取り被害の原因は、どこからか「メールアドレス」と「パスワード」が流出してしまった場合です。アカウント情報が流出してしまった原因は、自分の知り合いに盗み見られたり、不審なサイトに登録してしまったりなどさまざまです。大手の大企業でも個人情報の流出事故などは、過去に何度もあるので安心はできません。
対策としては、単純なパスワードや推測されやすいパスワードを避け、同じパスワードの使い回しを避けると良いでしょう。
なりすましアカウントによる乗っ取り
友人や知り合いになりすまし、友達申請を送ってくるケースが増えています。注意したいのは、パスワード再設定の解除方法は友達3人いると行えてしまう点です。知らない人の友達申請は安易に承諾しないようにしましょう。
Facebookアカウントを乗っ取られた場合の被害とは
Facebookアカウントを乗っ取られたくらいでは、大した被害はないだろうと思っているかもしれません。しかし、そんなことはありません。Facebookアカウントを乗っ取られた場合に考えられる被害について紹介します。被害に合わないようにセキュリティ対策をしっかり行うようにしましょう。
スパムを連続で投稿されてしまう
スパムとはWeb上で行われる迷惑行為の全てを指す言葉です。Facebookの場合、宣伝業者による詐欺まがいの投稿や偽の情報を連続で投稿されてしまいます。当然、自分の友達のタイムラインに大量の迷惑な投稿が流れてしまい迷惑が掛かってしまいます。
不正な取引に利用されてしまう
自分のアカウントが乗っ取られ、不正な取引などが行われ、警察に見つかった場合、自分は何もしていないにもかかわらず、犯罪者と間違われてしまう可能性があります。また、トラブルに巻き込まれてしまう可能性も充分あります。
もし不正アクセスに気づいた場合はすぐにでもアカウントのパスワードを変更し、アカウントを取り返しましょう。アカウントの乗っ取り以外にもSNSには多くのトラブルの可能性が隠れています。皆さんもいつ巻き込まれるかわかりません。
コチラの記事では、主要なSNSの利用方法と想定されるトラブルについて紹介しています。ぜひ、ご覧ください。
【関連記事:主要SNSの使い方とは?上手く使いこなすための方法まとめ】
Facebookへの問い合わせについて
Facebookアカウントが理由もなく停止した場合、悪質なユーザーにより乗っ取られた可能性があります。身に覚えのない利用履歴など不審な点があった場合は、すぐにパスワードを変更し、Facebookのヘルプセンターに確認しましょう。
お問い合わせ方法
Facebookに関するお問い合わせは、下記をご利用ください。
Facebookアカウントが停止される理由を把握しよう
Facebookは他のSNSに比べ、規制が厳しいので、ルールを守って楽しみましょう。また、身に覚えがない停止はアカウントが乗っ取られた可能性があるため、すぐにサポートセンターに問い合わせましょう。
下記の記事では、Facebookアカウントの詳しい解説とビジネスにおける活用方法について紹介しています。
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