Gallery Adsの利用とおすすめポイント!Googleの狙いとは?

Gallery Adsの利用とおすすめポイント!Googleの狙いとは?

Gallery Adsとは、2019年5月14日、サンフランシスコで開催されたGoogle Marketing Live 2019で発表されたGoogle広告の新機能です。

本記事ではGallery Adsの紹介とリスティング広告のモバイル対応について紹介します。

最新情報をいち早くお届け!

無料会員登録していただくと、
会員限定の特別コンテンツ記事を最後まで
読むことができます!
その他、更新情報・イベント情報を
お届けいたします。

Gallery Adsとは

Gallery Adsとは

Gallery Adsはモバイル検索広告の検索結果ページに画像とテキストを表示させるギャラリー広告形式のことです。

ギャラリー広告はGoogleの検索結果上部に画像を含めた広告を表示します。
また、Gallery Adsは画像をスワイプしたり、広告タップ後に複数の画像を表示させることも可能なので、ユーザーにより多くの情報でアプローチすることができます。

なお、検索連動広告を利用するため、顕在層といわれる訴求レベルの高いユーザーに対して広告を表示します。テキストだけではなく画像での訴求も行うため、従来のテキストのみの検索連動広告に比べ、効果の高い広告形式といえるでしょう。

Gallery Adsの利用に必要な設定

Gallery Adsを利用するには、広告グループにGallery Adsを設定することで可能となります。
必要な設定は次の通りです。

  • 4~8つの画像
  • 最大30文字の1~3本の見出し
  • 最大70文字の説明文
  • 1~2パターンの最終URL

Gallery Adsは画像の表示が可能なため、ユーザーに対して視覚的に広告を印象づけることができます。
そのため、広告の訴求内容に合った画像の選定やユーザーの目に留まりやすさなどを考慮するようにしましょう。

Gallery Adsのおすすめポイント

Gallery Adsのおすすめポイント

ディスプレイ広告が「潜在層」に対して幅広くアプローチするのに対し、Gallery Adsは目的意識の高い「顕在層」の流入を期待できる検索連動広告の一種です。

表示する画像を検索キーワードや遷移先LPのイメージに合った画像を設定することでサイトへの流入率を高め、サイト遷移後のコンバージョン率も高めることが可能となります。なお、Gallery Adsは価格よりもデザイン性を見てほしい商品やサービスに対して有効です。

例えば、アパレル製品や住宅などの視覚情報が重要となる商品の広告を運用する際に有効です。検索連動広告のテキストだけでサイトへの流入を行うには、商品の魅力を文章で伝える必要があります。上手く伝えられない場合、ユーザーをサイトに流入できないだけでなく、ユーザーとサイト間のミスマッチによる離脱にもつながります。
しかし、Gallery Adsを利用して画像とテキストを併用した運用を行うことで、サイトイメージをユーザーに伝えやすくなり、ターゲットユーザー以外の無駄な流入も防ぐことができるようになります。

潜在層と顕在層についてはこちらの記事で解説しています。詳しく知りたい方は、ぜひご覧ください。
【関連記事 潜在層と顕在層。ユーザー心理状態に適したセールス・プロモーション。

Gallery Adsの目的はモバイル検索のユーザビリティ向上

Gallery Adsの目的はモバイル検索のユーザビリティ向上

Gallery AdsはGoogleのモバイルアプリ広告部門のヴァイスプレジデントであるSissie Hsiao氏が発表しました。

発表の際には、Gallery Adsはスマートフォンユーザーが必要としている情報に、より早く辿り着けることを目的としていると語りました。

つまり、Gallery Adsの目的はモバイルユーザーのユーザビリティの向上といえるのです。

モバイルによる検索件数増加の影響

Googleは2015年、モバイルからの検索件数が全体の過半数を上回ったことを発表しました。
この発表により、各Webサイトのモバイルページのコンテンツが重要視されるようになったといえます。

実際、現代人の生活スタイルを考えても当然の結果といえるでしょう。
テレビや会話の中で気になったことを検索したり、電車移動中や休憩時間などのちょっとした空き時間には、あてもなくスマホでネットサーフィンしている人も多いでしょう。

Googleが発表したMFIとは

MFI(Mobile First Index)とはWebサイトのインデックス評価対象をモバイル向けページ優先にすることです。

GoogleがMFIを導入することを発表したのは2016年です。そして、2018年3月には一部サイトでMFIの適用が始まりました。

MFIが適用される以前は、PC向けページがインデックス評価対象になっていました。
つまり、スマートフォンからの検索でも、PCからの検索でも、PC向けページのコンテンツの評価に基づいてサイトランキングが決まっていました。そのため、モバイル向けページとしてはコンテンツの足りないサイトが、モバイル検索のランキング上位に表示されることがあったということです。

しかし、モバイルでの検索がPCでの検索を上回った時代において、モバイル検索のユーザビリティの向上は必然です。
モバイル検索ユーザーの増加に合わせて、Googleの評価基準もモバイル向けコンテンツを重要視することは適切な判断だといえるでしょう。

MFIを意識したデザインについて紹介している記事もあります。興味のある方は、ぜひご覧ください。
【関連記事 モバイルファーストでGoogleに好かれるデザインをしよう!

モバイルユーザーに向けてGallery Adsを効果的に利用しよう

Gallery AdsはGoogleの検索結果上位に表示される画像を併用した検索連動型広告の一種です。価格よりもデザイン性をアピールしたい広告では特に効果的です。

なお、Gallery Adsの目的はモバイル検索ユーザーのユーザビリティの向上にあります。
モバイルユーザーの対象とした広告運用においてGallery Adsを利用するのも効果的といえるでしょう。

マーケティングでお悩みでしたら、
Bigmacにお任せください。

バナーlefty
バナー総合
バナー総合