こんにちは、コンテンツデザイン部/取締役の中山です。
忙しく仕事をしていると目の前のことに精一杯で、ついつい自分のことを後回しにしてしまいがちですよね。
今回はセルフマネジメントでも主にメンタル面について、仕事にちょっと疲れてしまったな、辛いな、と感じた時に目を向けてもらいたいことを書いていきたいと思います。
自己管理の大切さ
社会人になって、体調管理・健康管理の大切さは最初に感じるところだと思いますが、部下を持つようになってくると自己管理は本当に大事だと痛感します。
時間の管理であったりお金の管理ももちろんですが、感情やモチベーションは仕事においても部下と関わる上でも大変重要だと思っています。
自分だけであればさほど気になりませんが、部下がいると自分の感情・モチベーションが間違いなく伝染していくし、仕事への影響力も大きいです。
疲れたな、と感じる時
仕事に疲れたなと感じる時は、自分にかまっている余裕がなくて自己管理ができなくなってきている時だと感じます。
感情の管理ができなくなってきて思うがままの発言をしてしまったり、モチベーションを保てず仕事の効率が悪くなってきてしまっていたりと、本来できていたことができなくなってきてしまいます。
個人が主体的に動ける組織が求められていること
ビジネスを取り巻く環境変化が激しく、スピーディな判断能力と行動が求められる現代に必要なこととして、社員ひとりひとりが主体的に動ける組織であることです。
また働き方改革の推進によって、企業は生産性や効率性の向上を強く求めざるを得なくなりました。言われたことを正確にこなすだけ、労働時間が長いだけで評価される時代ではありません。
企業が求めるように自らが課題意識を持ちながら主体的に動いていくためにはセルフマネジメントは必要不可欠だと言えます。
セルフマネジメントの方法
まずは自分と向き合っていくことがセルフマネジメントの第一歩です。方法は個人差もあると思いますが、いくつか挙げたいと思います。
自分を理解する
自分はどんな性格なのか、何が得意で何が苦手なのか、ストレスに感じるところは何かなど、自分を理解しましょう。仕事を効率よく進めるためにも自分を理解することは重要です。
わからなければ周りの人に聞くのもいいですね。
その上で、では自分の役割や期待されている成果は何なのか?まで向き合っていけると自分が何をするべきか明確に見えてくるようになります。
正確に自己評価する
人事評価をしていると、自己評価と他者からの評価に大きく乖離がある人が多々みられます。特に、疲れてしまっている時は自分を過小評価しがちだと思います。
自分がした行動や貢献、成果など小さなものでも思い返して自己評価を正確にしていきましょう。
その中で自分ができていないこと、短所が見えてきても自己嫌悪に陥る必要はありません。ここで気づければ成長の糧になります。
周囲と比較しない
周りがこうだから、あの人はこうだから、と比較はしないようにしましょう。周囲と比較していると自分の気持ちに向き合えなくなってしまいます。
物事に対して「自分はどう思うのか?」を第一に考えていけると、それだけでも一つストレスが減ります。何事も自分が思った通りにすること、自分がやりたいことをすることは最大のモチベーションにつながります。
パフォーマンス・モチベーションが落ちるタイミングや原因を把握する
人間毎日一定のパフォーマンスやモチベーションを保つのは難しいことです。意識せずにできる人はなかなかいないのではないでしょうか。
自分を理解することにも繋がりますが、パフォーマンスが落ちるタイミングやモチベーションが下がるタイミングにどういう傾向があるのか分析することは対策を考えられるようになるので大変重要です。
例えば、睡眠時間を6時間以上取れないと集中力が持続しない、朝ごはんを食べないとイライラしてパフォーマンスが落ちる、など分析をすると明確な原因がわかるかもしれません。
タイミングが把握できるだけで、今日は集中力が持たないだろうからチェック系の仕事は明日にまわそうなど効率よく仕事を進める方法ができるようになります。
セルフマネジメントをうまくするには
では、セルフマネジメントがうまくできない理由を考えていきましょう。うまくするためにはいくつかポイントがあります。
ネガティブ思考に陥らない
物事を悪い方向に考えてしまうと、成長に繋がりにくい傾向にあります。
物事は受け止め方によって考え方も大きく異なってくるので、少しでもネガティブ思考をコントロールする方法を身につけていきましょう。
優先順位をつける
物事に優先順位をつけられないと、結果生産性を下げてしまうことになります。タスクが多い人は整理に時間を使うことは最優先だと思っています。
整理せず優先順位をつけないまま目先のことをこなしていくと、セルフマネジメントがうまくいかなくなるので注意しましょう。
完璧にすることを目標にしない
全ての物事に完璧を求めてしまうと、できなかったときに落ち込んでしまいます。完璧主義になり過ぎず、周りと一緒に助け合いながらよくしていこう、というくらいの心意気や自分のできる範囲でのベストを目標にしていってもいいのではないでしょうか。
自分のコントロールは自分で!
「自分で自分の機嫌を取る」という言葉をよく耳にしますが、セルフマネジメントと同じだと思っています。メンタル面以外の管理ももちろんありますが、特にメンタル面は自分でケアしていくしかありません。
自分の感情の変化に気づくこと、ストレスを溜め込まず解消していくことは仕事においても重要であり、それは他者にできることではありません。
自分のメンタルにしっかり向き合って、仕事も効率よくできるようにしていきましょう!
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