Facebook広告ビジネスマネージャーが停止になる原因と対策

Facebook広告ビジネスマネージャーが停止になる原因と対策

2021年の4月より複数企業が多発しているFacebook広告ビジネスマネージャーの停止。ビジネスマネージャーが停止になると、全てのアカウントに影響が出るため、運用者として事前に防げるなら防ぎたいですよね。なぜビジネスマネージャーが停止になってしまうのか、対策方法はあるのか解説していきます。

なぜビジネスマネージャーが停止になるのか

なぜビジネスマネージャーが停止になるのか

一番良いのはビジネスマネージャーが停止にならないこと。「せっかく広告を入稿したのに‥」「配信実績が良かったのにデータが全部消えた‥」そんな思いできるならしたくないですよね。

そもそもなぜビジネスマネージャーが停止になってしまうのか、原因を考えていきましょう。

Facebook広告のポリシーに違反している

やはりビジネスマネージャーが停止になってしまう原因の多くが「広告アカウントがポリシー違反している」ことです。Facebook広告のポリシーは年々厳しく細かいルールが決められているため、知らないうちにポリシー違反している可能性が考えられます。

配信前に事前に自分の広告アカウントがポリシー違反していないか確認しておきましょう。

【参照】Facebook広告ポリシー

不承認の広告をそのままにしている

何かが原因で広告が審査落ちしてしまう場合があると思います。しかし、不承認をそのまま放置していると、広告アカウントが停止される確率が高まり、ビジネスマネージャーにまで影響をもたらします。不承認の広告は審査が通るように修正するもしくは削除することをおすすめします。

広告アカウント内で大幅な予算の変更があった

意外に見逃しがちなのが、広告アカウント単位で大幅な予算変更をした場合、アカウントが停止になるリスクが高まります。平日は費用を高めに設定して、土日祝は費用を低めに設定して配信している企業もいると思います。曜日によって費用を変更する場合は、曜日ごとのキャンペーンを作成して配信することで、アカウント停止を防げます。

ビジネスマネージャーの「管理者アクセス」の割合が高い

見落としがちなのがアクセス権の問題。明確なパーセンテージは開示されていませんが、ビジネスマネージャー内の管理者アクセスの割合が多いとビジネスマネージャーが停止になるリスクが高くなります。ページや広告アカウントに権限付与できるスタッフ、ユーザーの追加ができるスタッフは限定させた方が、停止リスクを回避できます。

個人アカウントの利用歴が短い

個人アカウントの利用歴が短いとスタッフが広告運用・広告入稿すると、広告アカウントだけではなく個人アカウントの停止になるリスクが高くなります。具体的に何年利用していると良いかは明確にお伝えできませんが、定期的に投稿する・お友だちを増やして個人アカウントの利用実績を伸ばしていく必要があります。

IP・クレジットカードでブラックリストに入っている

広告アカウントの停止が相次いだ場合、最悪の場合IPアドレス・クレジットカードがFacebookのブラックリストの追加されている可能性があります。ブラックリストに追加されていないためにもポリシーを守ることが重要です。

ビジネスマネージャーの停止を防ぐ対策方法

ビジネスマネージャーの停止を防ぐ対策方法

私もビジネスマネージャーが停止になり、何百件の広告アカウントのデータが消えて辛い思いをしました‥しかし下記を試したところ広告アカウント・ビジネスマネージャーの停止を防げました。ぜひ下記対策を活用してください。

クライアント単位でビジネスマネージャーを作成する

管理の面で言うと、かなり手間です。しかし、1つの広告アカウントのせいで複数の広告アカウントが停止になるよりは良いという考えです。新規アカウントは予算の上限がかかっているため、最初は予算を投下することができないため、予算額が大きい案件の場合は得策ではありません。

しかし、上限の解除申請をすれば予算を投下することができます。

個人アカウントの利用実績が長いスタッフのみ入稿する

広告のON・OFFだけだと利用実績が短いスタッフでも影響は受けません。しかし、入稿作業を個人アカウントの利用実績が短いスタッフが実施すると、停止になる可能性があります。停止を防ぐために利用実績が長いスタッフのみで入稿するようにしています。

IPアドレスを変えて入稿作業する

個人アカウントの利用実績が長いスタッフが少ない場合は、IPアドレスを変えて入稿作業しています。IPアドレスでブラックリストに入っていることも考え、予算額が大きい案件やクリニック案件時にはIPアドレスを変えて作業しています。

対策をしたけどアカウント停止になってしまった場合

対策をしたけどアカウント停止になってしまった場合

上記の対策では100%アカウント停止を防ぐことはできません。時々あるのが「Facebook側のミス」です。明らかに「ポリシー違反していないのに」と思うことありますよね。Facebookは人の目ではなく、機械で見ているのでバグが発生してしまいます。人の目で見た上でアカウントが復活する多々事例はあります。

審査をリクエストする

復活する方法は審査をリクエストする方法しかありません。「アカウントのクオリティ」に移動して審査リクエストを手順に沿って実施してください。

復活する方法は審査をリクエストする方法しかありません。「アカウントのクオリティ」に移動して審査リクエストを手順に沿って実施してください。

もし初めて審査リクエストする場合は「本人確認」が必要となります。本人確認が必要な場合は審査に時間がかかるため、本人確認が完了しているスタッフが審査リクエストすると審査完了までの時間を短縮できます。審査進捗は「サポート受信箱」で確認ができます。

もし初めて審査リクエストする場合は「本人確認」が必要となります。本人確認が必要な場合は審査に時間がかかるため、本人確認が完了しているスタッフが審査リクエストすると審査完了までの時間を短縮できます。審査進捗は「サポート受信箱」で確認ができます。

アカウント停止を恐れず広告運用しよう

アカウント停止を恐れず広告運用しよう

Facebook広告はSNS媒体の中でも獲得が見込みやすい媒体であり、WEBマーケティングには必須な媒体です。アカウント停止になって、影響を受けないように出来る対策・停止後に対応を忘れずに実施していきましょう。

 

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