サイト内検索とは?おすすめツールもご紹介

サイト内検索とは?おすすめツールもご紹介

自分のサイトを持ってみたらコンテンツが増えすぎて探すのが大変!検索機能をつけてみたいけれどよくわからないし、難しそう。この記事はサイト内検索についての基礎知識とおすすめのサービスをご紹介します。

サイト内検索とは?

サイト内検索とは?

サイト内検索とは、サイトを訪れたユーザーが見たい記事やページ、コンテンツを検索するためのシステムです。サイト内検索ツールは様々な会社が開発しており、無料で使用できるツールやサジェスト機能が付いているものなど多々あります。サイトの利便性向上の為にも自分のサイトにあったサイト内検索ツールを選ぶことが大切です。

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サイト内検索を導入する利点

サイト内検索を導入する利点

サイト内検索を導入することにどのような利点があるのか。2つの利点をご説明します。

1.目的のコンテンツを見つけやすくなる

Webサイトではユーザーが自ら見たいものを探す必要があります。サイト内検索の導入は、ユーザーが求めているものにたどり着くための大きな手助けになります。

2.検索キーワードより、ユーザーの求めているものがわかる

ユーザーがどのようなキーワードで検索したかの履歴が残ります。この履歴は、自サイトの改善に役に立つはずです。サイト内検索を利用するユーザーとは「このサイトでこの情報を見たい」という高い意欲があるユーザーです。すなわち、サイト内検索で使われたキーワードとは「ユーザーニーズ」である事がわかります。

サイト内検索を選ぶときのポイント

サイト内検索を選ぶときのポイント

サイト内検索を選ぶときはどのようなところを見たらいいのでしょうか?3つのポイントに絞ってご説明します。

ポイント1.検索速度とサーバーへの負担

商品登録が膨大なECサイトは、ユーザーがサイト内検索を使用するとサーバーに多大な負荷を与えます。サーバーに負荷がかかると当然検索速度にも影響があります。検索速度の低下はユーザーの離脱率の増加やSEO順位の低下に直結します。比較的軽くサーバーの負担が少ないもの、表示速度の早いものを選びましょう。

ポイント2.強みはあるのか

サイト内検索ツールには様々な機能があります。代表的な機能を表にまとめました。

 

サジェスト機能 ・入力したものの検索候補を自動的に表示させる機能
ファセットカウント機能 ・「あるカテゴリで絞り込んだ結果、表示される件数」を表示する機能
ドリルダウン機能 ・入力した商品を絞り込む機能
表記ゆれ対策機能 ・文字の入力時に表記のゆれを対策してくれる機能

これらの機能はユーザーがサイト内検索する際に、快適に検索できるようにする機能です。機能の有無で離脱率が大きく変わってきます。

ポイント3.検索結果に関連したものを表示できるか

サイト内検索ツールの機能の一つにレコメンド機能というものがあります。検索結果に沿って売れ筋の商品を表示する機能です。検索結果0件により対象商品が見つからない場合でも、代わりの商品を提案するページの表示ができます。この機能により欲しい商品がないことによる離脱の対策になります。

サイト内検索の設置方法

サイト内検索の設置方法

サイト内検索をWebサイトに設置する方法は2つあります。

1つは外部サービスを使って導入する方法です。インターネットには無料のものや有料のもの、様々なサイト内検索のサービスがあります。それらのサービスを使ってサイト内検索を設置できます。

もう1つの方法は、自分で設置する方法です。自分でソースコードをカスタマイズし、HTMLやPHP等を使用しながら、サイト内検索を設置できます。それぞれどのようなメリットが有るのか見てみましょう。

1.外部のサービスを使うメリット

外部のサービスを使うメリットとして設置の簡単さや手厚いサポート、導入実績、様々な機能などが挙げられます。人気のサイト内検索ツールを運用するサービスは大手ECサイトも利用しており安心感があります。さらに、導入後の運用や効果改善のサポートなど、導入後のアフターケアもあり安心です。設定できる機能も豊富でサービスごとに特徴があるので、目的にあったものを探せます。

ビジネスで利用する場合や、しっかりとしたサイトで利用する場合は外部サービスがおすすめです。

2.自分で作るメリット

自分で作るメリットはなんと言っても費用がかからないことです。費用がかからない分、時間や知識が必要です。しかし、自分で設定から作るため自由度は高く、好きなように作ることができます。個人でこだわりのサイトを運営する場合や、費用をかけたくない場合におすすめです。

サイト内検索おすすめツール

サイト内検索おすすめツール

おすすめのサイト内検索ツールをいくつかご紹介します。無料で使えるものから実績豊富な人気ツールまで様々です。それぞれのツールの機能や特徴、実績などを解説していきます。

Googleカスタム検索エンジン

Googleカスタム検索エンジン

無料で使えるサイト内検索エンジンです。文字の一致をみるだけでなく、Google検索と同様に関連性の高い順に検索結果を表示できます。

 

単語検索だけでなく画像で検索をかけたり、類語で検索をかけたりできます。画像検索設定の有無、地域や言語、検索したいページのURL指定など様々な設定ができ、自分の使いやすいようにカスタマイズできることも魅力です。無料でサイト内検索を使いたいと考えている人、自由に検索エンジンを設定し、カスタマイズしたい人におすすめできるツールです。上記のリンクより、カスタム検索エンジンの作成をクリックし、必要事項を入力するだけで作成できるので、初心者にもおすすめです。

カスタマイズには公式ページに記載されている「カスタム検索エンジンに関する詳細なドキュメント」が参考になります。

MARS FINDER

MARS FINDER

導入実績No.1のサイト内検索エンジンです。導入が簡単で運用にもあまり手間がかかりません。先ほど紹介したドリルダウン機能やサジェスト機能のほか、必要な情報を探せる「解る」機能やカテゴリ分け機能など様々な機能が備わっています。また、検索可能な範囲はHTMLやPDFファイル以外にもWord、Excel、PowerPointなど多岐にわたり、スマートフォンの音声検索や多言語にも対応しているなど幅広く利用できます。

有料でも様々な機能を使いたい人にはおすすめできるツールです

ZETA SEARCH

ZETA SEARCH

大手EC実績1位のサイト内検索エンジンです。安定性があり、データを高速で処理できる優れたインフラ力が特徴です。

先ほど紹介した機能の他に絞り込み機能や並び替え機能などが基本的な機能は一通り揃っています。また、多様な業界への導入実績と知見を生かし、個々のユーザーニーズに対応し最適な商品を提案することができるのも特徴的です。さらに、機械学習と実運用の2つの体制により作業を効率化し、運用の負荷を減らせます。冗長化構成による安定性も魅力です。ECサイトを運営していてサイト内検索を探している人におすすめできるツールです。

sui-sei

sui-sei

ECサイトに特化した検索エンジンです。セールなどを実施し、アクセスが集中しサイトに負荷がかかる状況下でも、安定した速度でページを閲覧できることが特徴です。

キーワード検索時に、サジェストされたキーワードに関連した商品画像や情報を表示させたり、商品画像を組み合わせてコーディネートを作ったりすることができます。セールを頻繁に行うECサイトを運営している人におすすめです。

サイト内検索ツールはニーズに合わせて選ぼう

サイト内検索は、無料から有料まで様々です。有料サービスは各社の強みを生かしたものが多くあります。機能面のみにとらわれず、ユーザーのニーズを考えながら選んでみると良いでしょう。今回紹介した以外にもサイト内検索ツールはたくさんあるので、この記事を参考に自分のサイトに合うツールを探してみてください。

Google検索のカスタム検索でサイト内検索を最適化する方法について詳しく解説しています。興味のある方はぜひどうぞ。【関連記事:Googleのカスタム検索でサイト内検索を最適化しよう!

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