Web広告には多くの種類があります。Google、Yahoo!などの広告やSNS広告以外にも、アプリ広告が存在します。スマートフォンユーザーの中で、いつでもニュースを見られるニュースアプリは人気を集めています。そこで今回は、人気アプリ・グノシー(Gunosy)の特徴と広告の活用方法について紹介していきます。
そもそもグノシー(Gunosy)とは
グノシーは2013年にアプリをリリースして、国内で2,800万インストールを突破し、約4人に1人が使っているアプリなんです。
芸能・スポーツ以外にも、面白いネタや時事ネタなど、テレビを見なくても情報収集ができるニュースアプリ内に、広告を配信できます。グノシーではどんなターゲットに広告が配信できるのか、掲載イメージはどうなのか、広告のメニューについて、説明します。
グノシー(Gunosy)の広告メニュー
グノシーが自社開発している人工知能が、ユーザーが読んでいる記事や反応率などを分析し、ユーザーに合わせた広告を自動で最適化しています。グノシーの広告メニューは5種類あるので、紹介します。
Premium Ads Video
「スポーツ」「エンタメ」などの各タブのファーストビューに掲載される、動画メニューです。自動再生のためインパクトがあり、ユーザーの目に留まりやすく、認知の拡大を目的とした場合に効果的なメニューと言えます。
Premium Ads Display
5つの広告メニューの中で、特に視認性が高いと言われているパネルメニューです。LPへの誘導効率も良く、動画同様に認知・認知拡大目的に効果的です。ファーストビューに表示されるため、予算に余裕がある場合は、一度試してみても良いメニューと言えます。
Native Ads
記事形式で広告が配信できるメニューです。一般の記事と同じように表示されるため、広告感がなく「また広告か」と思われることがありません。記事として自社商品をしっかり紹介ができるので、自社商品の理解促進が図れるメニューと言えます。
NewsPass Native Ads
グノシーと提携しているauのニュースパスのみに配信できる予約型のメニューになります。
Promotion Ads
獲得系プロモーション向けの運用型広告です。性別・年代以外の多彩なターゲティングが可能で、CV獲得の効率を最大化します。グノシー及びNewspassに配信できます。CPM入札、CPC入札を選択できます。
Network Ads
外部パートナーメディアの提供枠(グノシーのアプリ面以外のメディア)に配信できるメニューです。静止画だけではなく、動画のネットワークにも配信可能です。配信枠が増え、視認性も増えるため、高いCTR・CVRが実現できるメニューと言えます。
最新情報をいち早くお届け!
無料会員登録していただくと、
会員限定の特別コンテンツ記事を最後まで
読むことができます!
その他、更新情報・イベント情報を
お届けいたします。
グノシー広告に合う商材とは
グノシーは様々な広告メニューがあり、目標に合わせて広告を配信できるのはお分かりいただけたかと思います。グノシーに広告を配信しようと思っても、「自分の商品はグノシー広告に合うのか」「グノシーに合う商材はあるのか」と疑問を感じる方もいるかと思います。そこで、グノシー広告に適している商材について紹介していきます。
20~30代のユーザーが興味を持つ商材
グノシーを利用しているユーザーは、男女ともに20代、30代が半分を占めています。男性の割合が多いですが、女性のユーザー数も年々増加しています。ターゲット層にマッチしている商材は、グノシー広告に向いていると言えます。
例えば、EC系のダイエットスムージー・着圧タイツなどです。コスメ系も人気なので、ニキビケア商品・シャンプーや化粧品、他にはアプリや占い系もグノシー広告に合うと言えます。
もし、20~30代の女性の関心が高いと思われる商材の広告を出そうと悩んでいる方は、一度グノシー広告を配信しても良いでしょう。
記事を経由する広告
記事を経由する広告だと、ニュース記事と馴染むことで、広告感が薄くなります。また、商品について記事内で確認できるため、商品購入・問い合わせまでのハードルを下げられます。
つまり、記事LPを持っている方は、グノシー広告が向いていると言えます。
グノシー広告が合わない商材
グノシー広告にも、合わないと言われる商材が存在します。グノシーに広告を出して効果が出ないのは、辛いですよね。グノシー広告を始める前に「自分の商品・サービス」がグノシー広告に合っているのか、CVが獲得できる見込みはあるのかをマーケティングしておきましょう。
集客・セミナー関連
グノシー広告は認知目的・理解目的・CV目的に合った配信サービスができますが、あくまでグノシー広告では「商品・サービス」を認知させる、理解させる、購入・問い合わせに繋げるものです。「説明会に来ませんか?」「セミナーに参加しませんか?」などの広告はあまり効果がないと言えます。セミナー・説明会などの集客が目的なのであれば、Web広告やSNS広告が良いでしょう。
Web広告とSNS広告について詳しく解説している記事もあります。興味のある方はぜひご覧ください。
【関連記事:Web広告の種類を把握して役立てよう!】
【関連記事:SNSブランディングを中小企業で活かす方法とは?】
グノシー広告の始め方
20~30代の男女がターゲットで、グノシー広告が合うと確信ができたら、早速グノシー広告を始めましょう!
グノシー広告の始め方は簡単です。次の手順に沿って進めていきましょう。
1.広告アカウント発行
グノシー公式サイトのお問い合わせより、アカウントを発行したい旨を問い合わせしましょう。
2.掲載可否の審査
アカウント発行後、グノシーに掲載可能なのか、商品・サービスに関する審査をする必要があります。
審査はグノシー公式サイトの「GunosyAdsマニュアル」の「掲載可否」に記載されている専用フォームより、問い合わせをします。
早くて当日・遅くても1営業日以内に、掲載可否の返答はきます。申込の際、問い合わせNoが必要となるので、メールは破棄しないようにしましょう。
3.新規申込
掲載可否完了後、グノシーに掲載可否と返答が来た場合、次は専用の申込フォームに記載をします。
4.計測タグ設置
申込が完了したら、目標となるCVの計測を行います。タグ設置は簡単にできますし、マニュアルも記載されているので、心配しなくても大丈夫です。
5.広告入稿
計測タグの設置が完了したら、いよいよ広告を出稿します。画像サイズやテキストに規定があるので、公式サイトやマニュアルを見ながら進めていきましょう。広告が完成し、広告の審査が終われば、広告配信開始です。
広告商材に合った媒体を活用しよう
グノシー広告は、web広告やSNS広告同様、さまざまなターゲティングが可能です。全ての商材とグノシー広告が合うとは言えません。
グノシー広告は20~30代の男女をターゲットとした商材に効果的です。しかし、説明会やセミナーの集客には不向きといえます。
ターゲットユーザーがグノシーを利用しているのかを見極めた上で、グノシー広告を検討していきましょう。
- 最新記事