新型コロナウイルスが与えるマーケットへの影響

新型コロナウイルスが与えるマーケットへの影響

新型コロナウイルス感染者拡大により、広告業においても影響が拡大しています。広告の取りやめ、リモートワークの導入など日々深刻化しています。コロナウイルスがマーケットに与える影響について自分なりの観点でまとめてみました。

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目次

出稿停止が目立つ商材

出稿停止が目立つ商材
  • イベント関係
  • 旅行関係
  • サービス業

イベント関係の自粛や学校の休校により、広告の出稿を停止するという理由が最も目立っている印象です。また、サービス業では、キャンセルが相次ぐなどの理由から営業自体を自粛せざるおえないという状況も多く見受けられます。コロナウイルスの感染が拡大している中、広告出稿停止という事態も止むを得ないと思います。

影響の大きい業界をGoogleトレンドで調査

影響の大きい業界をGoogleトレンドで調査


政府から不要な外出を控えるようにと言われています。例えば「イベント」「旅行」「近くの居酒屋」などの検索需要は下がっているのでしょうか?Googleトレンドでそれぞれの直近30日の推移を調査してみました。

検索キーワード:イベント


検索需要が緩やかに落ち込んできている傾向が見られ、イベント中止の影響が出てきているように感じています。時折折れ線グラフが上昇しているタイミングが見受けられますが、おそらくイベントの中止の情報を求め検索している可能性が高いと予想しています。

検索キーワード:イベント

検索キーワード:旅行


やはり検索需要の低下傾向が見られます。旅行、レジャーなどの需要での宿泊はキャンセルも相次いで入っているようですが、検索需要はゼロではないです。出張などのビジネス需要が高いのかもしれませんね。

検索キーワード:旅行

検索キーワード:近くの居酒屋


検索需要の低下傾向が見られます。ただ、一見飲食店の検索需要が大幅に低下していないように感じます。飲食店を探し検索しているユーザーではなく、「飲食店 コロナ影響」、「飲食店 コロナ対策」というような検索が増えたため、大幅な検索ボリュームの低下がないと予想しています。

検索キーワード:近くの居酒屋

コロナウイルスの影響で需要が高まっているサービス

コロナウイルスの影響で需要が高まっているサービス


様々な業界に大打撃を与えているコロナウイルスですが、コロナウイルスの感染拡大による不要外出の自粛で需要が高まっている業界について調査しました。学校も休校、仕事も自宅で。という流れを踏まえると自宅で完結できるサービスや、自宅で楽しめるサービスの需要が高まっています。

オンライン授業

学校が休校となり、塾・習い事にも行けない中で、学習塾がオンライン授業・講座のサービスを始めています。

オンライン面接・説明会

就職活動中の学生や採用担当者は大打撃を受けている中で、オンライン上での就職説明会や面接をする企業が増えてきています。

オンラインミーティング

自宅でリモートワークを推奨している会社も増えてきている中で、WEB会議の頻度も増えています。

チャットボット

質問をチャットで簡単にやり取りできるものです。今回のコロナウイルスを機に注目を浴びているようです。

ネットスーパー

外食を控えるようになり、スーパーでの買い物をする機会や購入するものも増える中、ネットスーパーも注目されているようです。通販事業自体の需要が高まりつつあります。そのため、アマゾンストアや楽天市場の検索需要が高まっています。

動画配信サービス

Amazonプライムビデオなど動画配信サービスも需要が高まっています。Huluやネットフリックスなどに登録する人も増加しています。

広告への影響

広告への影響


旅行会社やイベント関係会社が受けている打撃は広告業界全体に急速的に広まっています。業界別の影響についてまとめてみました。
通常期であれば売り上げを伸ばす一部のキーワード広告についての入札を見送るという状況が増えています。また、旅行業界の一部では広告を含めて、必要以上の支出をカットする動きがあり、広告業界への打撃も避けられない可能性が高いと予想しています。

現在における広告主の機会

上記のように厳しい状況の中でも、広告主にとってチャンスも存在しています。一部のキーワードで入札単価が大幅に下がっている中で、コロナウイルス関連用語を利用し、自社サイトへのトラフィック量の回復を狙っている企業が存在しています。

広告のプロとして出来ること

世間全体が自粛ムードの中、広告で成果を出すのも難しい状況だと思います。しかし自粛せざるを得ない人からの収益を上げるため、広告経由の購入数を慎重に増やし、運用型広告配信のプロとしてお客様に最善の提案が出来るように戦略を練りましょう。

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この記事を書いた人

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