カルーセル広告を始める前に!知っておきたい特徴や方法を紹介

カルーセル広告を始める前に!知っておきたい特徴や方法を紹介

カルーセル広告というフォーマットをご存じですか?

あまり聞き馴染みがない単語かもしれませんが、複数の画像をスワイプして広告を見たことがあるという方も多いはず。それがカルーセル広告です。

「伝えたいことが沢山あるのに、1枚の画像だけでは伝わりきれない…」

SNSなどで画像を用いた広告を作る際、このように思ったことがある方は是非最後まで読んでみてください。

この記事では、カルーセル広告について分かりやすく説明し、おすすめの使い方も紹介します。

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目次

カルーセル広告とは?

カルーセル広告とは?

 カルーセル広告とは、複数の画像や動画を1つの広告枠で横にスワイプして表示できる広告フォーマットのことです。

「カルーセル」という英単語は、回転台やメリーゴーランドなどを指す言葉であり、複数の画像が回りながら表示されることから、「カルーセル広告」と呼ばれるようになりました。

従来のウェブ広告にないメリットがある広告フォーマットとして多くの注目を集めていて、1枚の動画や画像よりも効果的にユーザーに訴求できる強みをもっています。

カルーセル広告のメリット

カルーセル広告のメリット

カルーセル広告のメリットは以下のとおりです。

複数の商品を1つの広告枠で見せられる

他の広告フォーマットに比べ、1つの広告でより多くの情報を伝えられます。

各商品やサービスに適したランディングページをリンク先として設定でき、ユーザーはカルーセルカード(動画や画像・見出し・リンク先URL)をクリックした分だけ、商品に対する理解や印象が深まります。

ユーザーのアクションを促しやすい広告であるため、商品やサービスの使い方などを紹介したいときにおすすめです。

より詳しく1つの商品の情報を紹介できる

複数の商品やサービスを並べるだけでなく、1つの商品やサービスをより詳しく深堀りした紹介もできます。

1つの商品について多角的に捉えた動画や画像を複数並べることで、ユーザーは商品の細かいところまで確認でき、実際に商品を使ってみたかのような情報を得られます。

商品や機能・サービスをより詳細に紹介したい場合におすすめです。

広告をストーリー仕立てに配信できる

カードをストーリー仕立てに広告配信することで、商品やサービスがどのようにできているかの制作過程や背景、作り手の思いが詰まった広告を配信できます。

ユーザーはカルーセルカードを1枚ずつクリックするため、一貫した流れを創出できるところもカルーセル広告の強みです。

カルーセル広告のデメリット

“カルーセル広告のデメリット”

カルーセル広告のデメリットは以下のとおりです。

すべての画像を見てもらえることは少ない

複数枚のクリエイティブを設定したとしても、全て見てもらえる可能性は低いでしょう。

ユーザーは2枚目以降も画像があることに気付かないか、または、たとえ気付いたとしてもスルーする場合がほとんどでしょう。

表示速度が遅くなる可能性

カルーセルを導入すると、表示される速度が低下する場合があります。

なぜなら、複数のカードを入れることで画面を切り替える際の処理に時間がかかるからです。

表示速度が遅くなると、ユーザーは他のサイトに移ってしまう可能性が高いので、

枚数を減らすことや、不必要なデザイン性を落とすことも検討しながら作成しましょう。

カルーセル広告を利用できる媒体

カルーセル広告を利用できる媒体

どの広告媒体も複数の動画や画像を設定できる共通点がある一方で、細かな違いがあります。媒体ごとの特徴やおすすめのサービスは以下のとおりです。

Googleファインド広告

Googleが保有するサービス内の広告枠に配信できるため、YouTubeやGmailなど、かなり多くのユーザーに広告を届けられます。

1つの広告に2~10枚まで画像設定が可能。動画は未対応。

Google広告に向いているサービス

  • 若年層向けの商材
  • 地域性の強いサービス(飲食店・病院など)

Facebook広告

Facebook カルーセル広告は Facebook、Instagram、Audience Network、Messengerのプラットフォームでの多岐にわたる配信が可能です。

1つの広告に2~10枚まで画像設定が可能。動画は240分以内(15秒を推奨)。

Facebook広告に向いているサービス

  • 信頼性を強く求められる商材やサービス(病院、学習塾など)
  • BtoB向け商材

Instagram広告

Instagram の入稿規定はフィードとストーリーズに分かれています。

1つの広告に2~10枚まで画像設定が可能。

フィード投稿は60秒以内。ストーリーズは15秒以内。

Instagramに向いているサービス

  • ファッション
  • 化粧品
  • インテリア

X(旧Twitter)広告

商品の色や種類のバリエーションを紹介するのが得意な広告です。

1つの広告に2~6枚まで画像設定が可能。140秒以内(15秒未満を推奨)。

X(旧Twitter)広告に向いているサービス

  • アパレル
  • 美容系
  • Webサービス

画像や動画ごとに雰囲気やブランドの変化を楽しませられるため、アパレルや美容系はカタログ風に見せることでユーザーの興味を引きやすいといえます。

カルーセル広告のおすすめの使い方

カルーセル広告のおすすめの使い方

カルーセル広告の効果的な使い方は以下のとおりです。

ぜひ配信時のヒントにしてみてくださいね。

商品カタログ風

口コミの紹介

お客様の声として、実際に商品やサービスを利用してもらった人の口コミを載せるのもおすすめです。

商品を最初に紹介し次の画像で口コミを紹介することで、商品の魅力により信ぴょう性をもたせるという使い方が例に挙げられます。

商品の機能や使い方を紹介

単に商品を見せるのではなく、商品の使い方を掲載するのがカルーセル広告の有効な活用方法です。

ひと目見て終わりではなく、次が気になるような構成の広告を作ることによって、ユーザーの興味を引くよう意識しましょう。

1つの商品でも、特徴や使い方をスライド式で分けて表示することで、通常ではスルーしがちな細かいところが有効なセールスポイントとして打ち出せます。

商品のデザインや効果だけでなく「自分にも使えそう」と思わせることが大事です。

ユーザーのニーズをもとにストーリーを作って説明する

1つの商品について詳しく説明することは、実際に手に取ったときのイメージをしやすくし、購入のハードルを下げることにも繋がります。

ユーザーの好みや関心は千差万別です。

カルーセル広告を使用して幾つもの商品やサービスを提示し、ユーザーが自身に合ったものを見つけやすくすることも方法の1つです。

同じ商品でも、選択肢が複数あることでよりユーザーの好みに合った商品として訴求できます。

扱う商品の幅広さをアピールできるのはもちろん、カラーバリエーションの多さなどを訴求することも効果的です。色違いの商品を並べてみても良いかもしれません。

カルーセル広告のポイント

カルーセル広告のポイント

スワイプできることに気付かせる

基本的にユーザーは、広告を流し見程度で見ていると思って良いでしょう。

「この広告には複数枚の画像がありますよ」とひと目で伝える工夫が必要です。

カルーセル広告が表示されていても、横にクリックできることにも気付いてもらえないようでは残念ですよね。

1枚目の画像が非常に重要

1枚目の画像は、何に設定するかでユーザーに見てもらえるか否かが決まってしまう重要な要素です。

カルーセル広告の真価は複数の画像をユーザーに見てもらえてこそ発揮されるため、

1枚目でユーザーの興味関心を惹くことを意識しましょう。

ひと目見て理解できる広告ではなく、続きが気になるような構成を意識してみてくださいね。

まとめ

いかがでしたか?

カルーセル広告は1つの広告で複数の訴求ができるフォーマットであり、活用方法は無限大です。

複数の動画や画像を使って説明することで、ユーザーがより使用しているイメージを持ちやすくなり、商品やサービスの魅力を最大限に伝えることにも繋がります。

ぜひ、カルーセル広告を活用してみてはいかがでしょうか。

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この記事を書いた人

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