クレジットカードが欲しいけど、自分でも持てるのか感じたことはありませんか?
とくに18歳未満や学生の場合、どのような条件でカードが取得できるのかは気になるところです。
本記事では、クレジットカードを持つための基本条件や、学生でも申し込みやすいカードの紹介、カードを持つメリットとデメリットについて徹底解説します。
結論!クレジットカードは18歳から持てます
クレジットカードは「高校生を除く満18歳以上」であれば申し込み可能です。ただし、カード会社ごとに申し込み条件が異なる場合があるため、事前に確認が必要です。
また、一般カードは条件が比較的緩やかですが、ゴールドカードは18歳での取得が難しい場合もあります。さらに上位のプラチナカードは「20歳以上」が条件となることが多く、学生が持つのはほぼ不可能です。
カード種類 | 申し込み条件 | 備考 |
---|---|---|
一般カード | 高校生を除く満18歳以上 | 条件が比較的緩やか |
ゴールドカード | 18歳以上(ただし、取得が難しい場合もあり) | 取得難易度がやや高い |
プラチナカード | 20歳以上 | 学生が持つのはほぼ不可能 |
大学生のクレジットカード所持率
2020年、日本クレジット協会の調査によると、大学生のクレジットカード所持率は61.1%で、前回2017年調査(54%)から7%増加しています。
また、カード所持者の約8割が自分名義のカードを持っています。
学年が上がるにつれて所持率が高まる傾向があり、とくに3年生では70%以上がカードを所有しているようです。
関連記事:学生におすすめのクレジットカード15選!大学生でも作れる人気カード比較
若い人や学生のクレジットカード申し込み条件
先ほどお伝えしたように、クレジットカードの申し込み条件は「高校生を除く18歳以上」です。ただし、一部のカード会社では18歳以上の高校生でもカードを発行できることがあります。
手順
それでは、クレジットカードの申し込み手順を見ていきましょう。
- クレジットカードを選ぶ
クレジットカードを選ぶ際には、自分の目的に応じて適切なカードを選択することが重要です。ショッピングでの利用が多い場合はポイント還元率が高いカードを選ぶと良いでしょう。一方、旅行が好きな方はマイルが貯まりやすいカードを選ぶとメリットがあります。また、一般カードやゴールドカードなど、年会費が異なるため、自分の予算に合ったカードを選ぶことも大切です。
- クレジットカード会社のWebサイト、または店舗で申し込みを行う
申し込みはクレジットカード会社の公式ウェブサイトや店舗で行うことができます。ほとんどのカード会社は24時間いつでもWebサイトから申し込みを受け付けていますが、一部のカード会社ではショッピングモール(たとえばイオンカードなど)でも申し込みが可能です。この場合は営業時間内に訪れる必要があり、店員に相談しながら申し込みができるメリットもあります。
- 必要事項を入力する
申し込みの際は、基本情報として名前、住所、電話番号、生年月日などを入力します。カード会社によっては年収、職業、勤続年数などの情報も求められることがあります。
- カード会社に書類を提出する
次に、運転免許証や健康保険証などの本人確認書類を提出します。オンライン申し込みの場合は、これらの書類をアップロードする必要があります。また、年収が一定額以上の場合は収入証明書(源泉徴収票や給与明細など)の提出を求められることがあります。
- カード会社による審査結果を待つ
カード会社は、提出された情報を基に審査を行います。この審査は通常、数分から数日で結果が通知され、結果はメールや電話で連絡されるのが一般的です。
- クレジットカードを受け取る
審査に通った後は、数日以内に郵送されてくるカードを受け取ります。受け取ったカードの内容(名前、有効期限、カード番号など)を確認し、カードを使用するためにPINコードの設定やオンラインサービスの登録を行う必要があります。
必要なもの
クレジットカードを申し込むには、次のものが必要です。
- 本人確認書類(運転免許証やパスポート、マイナンバーカードなど)
- 銀行口座情報(キャッシュカード、通帳、印鑑)
銀行口座はクレジットカードの利用料金を支払うために使用されますが、カード会社によっては取り扱えない口座もあるため、事前に確認しておくことが重要です。
年収
クレジットカードの申し込み条件には年収(親からの仕送り、奨学金、アルバイト代など)が含まれますが、年収だけでカード発行の可否が決まるわけではありません。
審査には勤続年数、職業、住居形態、家族構成、他のクレジットカードやローンの利用状況なども考慮されます。
17歳以下におすすめの代替アイテム
17歳以下の高校生にとって、クレジットカードの代替アイテムとしてデビットカードやプリペイドカードが適しています。
デビットカード
デビットカードは、銀行の預金口座と連携した決済用カードです。このカードを利用すると、支払いが行われた瞬間に指定された銀行口座から代金が即時に引き落とされる仕組みになっています。
申し込みは15歳以上の人が可能ですが、中学生(15歳未満)の場合、一部の銀行では発行されていないことがあります。高等学校に在籍している学生であれば、デビットカードを持つことができます。
プリペイドカード
プリペイドカードは、事前に現金をチャージ(預け入れ)して使用する前払い式のカードです。指定した金額を入金し、VisaやMastercardなどの加盟店でその金額の範囲内で支払いができる仕組みになっています。
小学生でも申し込めるカードがあり、たとえば、バンドルカードやKyashなどのスマートフォンで管理できるプリペイドカードは、年齢制限が設けられていません。
若い人や学生におすすめのクレジットカード
たくさんのクレジットカードのなかでも、若い人や学生におすすめなのが次のカード3つです。
- 三井ショッピングパークカード《セゾン》
- JAカード
- JCB CARD W plus L
三井ショッピングパークカード《セゾン》
三井ショッピングパークカード《セゾン》は、三井ショッピングパーク関連施設でのお買い物や海外旅行、ポイントが貯まりやすいなどのメリットがうれしいカードです。
ポイントが貯まりやすい!最大30倍
年会費無料で利用※でき、永久不滅ポイントは海外利用で通常の2倍貯まります。
※AmericanExpressは除く。
日常のお買い物もカード払いにすることで、ポイントが貯まりやすく、Amazonや楽天市場などでセゾンポイントモールを経由するだけで永久不滅ポイントが最大30倍貯まります。
最大2,500円分キャッシュバックキャンペーン実施中
今ならカード入会と同時に「アプリde支払い」お申し込みとご利用で請求時に最大2,500円キャッシュバックとなるキャンペーン実施中。
JAカード|スーパー・SSで割引の生活にうれしいカード
出典:JAカード公式サイト
JAカードは、JA直売所・ファーマーズマーケットで5%割引、JAーSS・ホクレンSSで1リットルにつき2円引きなど生活にうれしいクレジットカードです。
入会&利用で最大12,000円相当ポイントプレゼント
今なら入会日(カード発行日)から3か月後末日までのショッピング利用合計額に応じて、最大12,000円相当のポイントをプレゼント。80,000円以上の利用で最大ポイント12,000円相当が進呈されます。
また、携帯電話利用料金の支払いで1,000円相当ポイントプレゼントも実施中。貯まったポイントはポイントプログラムの好きな商品やギフトカードへの交換、キャッシュバックなどに利用できます。
JAの直売所やガソリンスタンドを日常的に利用される方は、入会を検討してみてはいかがでしょうか。
JCB CARD W plus L
JCB CARD W plus Lは、18歳から39歳までの若年層を主な対象としたクレジットカードです。
このカードは年会費が永年無料で、気軽に利用できる点が大きな魅力です。
どこで利用してもポイント還元率が2倍となり、一般のJCBカードの1倍に加えボーナスポイント1倍が付与され、総還元率が1%となります。
年会費が永年無料
年会費は永年無料です。
カードを持っていても発生する費用がないため、初めてクレジットカードを作る人や、あまり頻繁に利用しない人にとっても非常に魅力的です。
39歳までに入会すれば、40歳以降も年会費無料で利用できます。
毎日ポイントが2倍貯まる
基本還元率が1.0%と、通常のJCBカードの2倍です。
Oki Dokiランドを経由してネットショッピングすると、最低でも2倍、最大で20倍のポイントが貯まります。
多くの提携ショップがあり、ポイントが貯まりやすいです。
たとえば、スターバックスではポイント10倍、Amazonではポイント3倍になります。
期間限定:最大19,000円のキャッシュバック
2025年3月31日までの期間限定で、最大19,000円のキャッシュバックキャンペーンを開催中です。
申し込み条件
- Amazon.co.jpの利用
- MyJCB アプリにログインし、Apple Pay・Google Pay・MyJCB Payのいずれかで支払う
- 家族カードの入会
キャッシュバック額は、ほかのクレジットカード会社と比べても高額なので、見逃さないようにしてください。
若い人や学生がクレジットカードを選ぶ際のポイント
クレジットカードを選ぶ際には、いくつかの重要なポイントがあります。
年会費はかからないか
年会費がかからないカードを選ぶことが大切です。
できるだけ年会費無料のカードを利用することで、無駄な出費を避けることができます。
最近では年会費無料のカードが多数存在しているため、自分に合ったお得なカードを見つけやすいでしょう。
日頃使うお店でポイントは貯まるか
日頃利用するお店でポイントが貯まりやすいかどうかも考慮しましょう。
たとえば、Amazonや楽天でのネットショッピングをよくする方には、Amazonポイントや楽天ポイントが貯まりやすいカードが適しています。
また、コンビニでの買い物が多い方は、コンビニポイントが貯まりやすいカードを選ぶと良いでしょう。
自分のライフスタイルに合ったポイントの貯まりやすさを確認することが大切です。
スマホの専用アプリはあるか
スマートフォンの専用アプリがあるかも重要なポイントです。
スマホで簡単に保有ポイントを確認できると、買い物をする際に「あのポイントがあるから、これを買おう」と事前に計画することができます。
たとえば、JCB CARD W plus Lには「MyJCB」というアプリがあり、口座残高やポイントの確認、さらには残高不足の通知設定ができるので、非常に便利です。
関連記事:学生におすすめのクレジットカード15選!大学生でも作れる人気カード比較
若い人や学生がクレジットカードを持つメリット
若い人や学生がクレジットカードを持つメリットは主に2つです。
サブスク契約や買い物での利用
オンラインで多くのことが完結する今、若い世代でクレジットカードの利用が広がっています。
日本クレジット協会の「日本クレジット統計2023年版」によると、22歳以下の若者のクレジット契約数は2022年12月末時点で527件から、2023年12月末には623件へと96件の増加が見られました。
とくに動画や音楽などの配信サービスの利用が拡大しており、20代では平均して一人当たり3つ以上*のサブスクリプションサービスを契約している人が半数を占めています。*【Z世代3,000人調査】Z世代の音楽サブスク利用率、Apple Musicが34.3%で首位
クレジットカードは、こうした定額制サービスの支払いに便利なだけでなく、オンラインショッピングやアプリ内課金など幅広いシーンで役立つため、若い人の必需品となりつつあります。
ファイナンシャルリテラシーの向上
さらに、クレジットカードを持つことは、単に便利なだけでなく、お金の管理を学ぶ絶好の機会にもなります。計画的に支出を行い、毎月の明細を確認する習慣をつけることで、ファイナンシャルリテラシー(金融リテラシー)を向上させることができます。
若いうちからクレジットカードを活用することで、支払いをコントロールする力が身につき、将来の資産管理にも役立つでしょう。定額サービスや日常の支出を管理する中で、賢いお金の使い方を学ぶことが、経済的な自立への第一歩となります。
若い人や学生がクレジットカードを持つ場合の注意点
メリットがある一方で、デメリットが3つあります。
とくに初めてのクレジットカードの場合、利用には十分に注意してください。
使いすぎに注意
クレジットカードは便利な反面、使いすぎによる借金トラブルが起こりやすいです。実際に現金が減らないため、支出を把握できずに高額な課金をしてしまうケースもあります。
限度額を低めに設定するなど、計画的な管理が大切です。20代からトラブル件数が急増するため、慎重な利用を心がけましょう。
暗証番号を適切に取り扱う
暗証番号の適切な取り扱いは、不正利用の防止につながります。
偽サイトで情報を入力しないよう、URLの不自然な表記や連絡先が不十分なサイトには注意しましょう。利用明細に覚えのない支出があれば、すぐにカード会社に連絡してください。
国民生活センターの、「「偽サイト」かどうかのチェックポイント」を確認するのもおすすめです。
名義貸しはしない
クレジットカードの名義を他人に貸すことは重大なリスクを伴います。たとえ家族や友人であっても、名義人が全ての支払い責任を負うため、相手が返済しなければ借金の請求は貸した本人にきます。
また、名義貸しは法律違反に該当し、厳しい処罰の対象となる可能性があるため、絶対に避けましょう。
まとめ
クレジットカードの取得年齢や申し込み条件、若い人・学生におすすめのカード、さらにカードを持つメリット・デメリットについて解説しました。
クレジットカードは原則18歳から取得可能ですが、種類ごとに条件が異なります。
本記事で紹介した「JCB CARD W plus L」は、18歳から39歳まで利用可能で、学生も申し込みができ、年会費が無料という魅力があります。
キャッシュバックや豊富な特典に加え、ポイント還元率が高いため、日常の買い物でもお得に使えます。
また、3種類のデザインから選べるため、性別を問わず気軽に持てるのもポイントです。詳細が気になる方は、ぜひご確認ください。
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