Googleアドワーズ「拡張テキスト広告」の特徴や表示について解説します。
Googleアドワーズ「拡張テキスト広告」とは?
Googleアドワーズ「拡張テキスト広告」って今までの広告とどう違うのか?まずはそこをお伝えしていきます。
「標準テキスト」と「拡張テキスト広告」と比較
「標準テキスト」は…
広告見出し ⇒ 12文字
広 告 文 1 ⇒ 17文字
広 告 文 2 ⇒ 17文字
表示URL
最終URL
といった形で作られていましたが、
「拡張テキスト広告」は…
最終ページURL
広告見出し1 ⇒ 15文字
広告見出し2 ⇒ 15文字
パ ス ⇒ 7文字
広 告 文 ⇒ 40文字
といった感じで作っていく広告となります。今までの「標準テキスト」よりも約50%も多くテキストが増えます。
どこまで対応しているのか?
Google検索、ディスプレイネットワークの両方に対応し、広告表示オプションも「拡張テキスト広告」に対応しているとのことです!
Googleアドワーズ「拡張テキスト広告」の特徴
上記で紹介したように、「拡張テキスト広告」には広告見出しが2つあったり、パスといった項目が追加されています。その特徴を説明していきます。
最終ページURL
「標準テキスト」では表示URLと最終ページURLを指定していましたが、拡張テキスト広告では最終ページURLを指定するだけで
の表示URLが自動的に表示されるようになりました。
例えば…
最終ページURLを
www.bigmac.jp/recommend/とした場合
表示URLは
www.bigmac.jpと自動で表示してくれます。
2つの広告見出し
「拡張テキスト広告」ではこのように見出しが2つ付くようになり、それぞれ最大全角15文字(半角30文字)となります。ユーザーにより多くの情報を伝えることができます。
パス
こちらは省略することも可能です。しかしユーザーが、クリック後のウェブページを想像しやすくなるといった利点もあります。
【例】
広告で宣伝する商品、サービスをここでも説明すればユーザーにとって分かりやすくクリックもしやすくなるのではないでしょうか。パスは全角7文字(半角14文字)までになり、なるべくランディングページの内容を入れたパスにするのがおすすめです!
「拡張テキスト広告」一括作成・編集方法
まず一括で編集する方法は今までの標準テキスト広告の時と同様、編集したい広告を複数選択して、編集メニューから「広告を変更する」を選択していただくと一括で編集することが可能です。一括アップロードも対応していますが、標準テキスト広告ではなかった項目が追加されています。
アドワーズエディターを使えば、一括作成・編集が出来ます。バージョン11.5であれば「拡張テキスト広告」に対応しているとのこです。
「拡張テキスト広告」の表示について
広告が表示されるときには入力した全ての広告文が表示されると表記されています。しかし例外もある場合があるので知っておきましょう!
必要に応じて省略記号が使用される
省略記号とは(…)のことですが、省略記号が使用される場合として、・電話番号表示オプションを使用している場合…広告文の一部が省略されて【電話】と省略されて表示される。
・広告文の中で幅が広い文字を多く使用している場合…ブラウザのサイズによって省略されてしまうことも。幅が広いとは例えば(k)幅が狭いは(l)などですが、中々広告文でそこを意識するのは難しいです。これは33文字に制限するなど文字を制限することで省略されてしまうのを防げます。
・ディスプレイネットワークで広告見出し1しか表示されない…広告のフォーマットよっては広告見出し2が表示されない場合があるそうです。
Googleのヘルプに紹介されていたのはこちらの3つでした!
「拡張テキスト広告」のモバイル表示
モバイル表示は広告を作るときに横に2パターン出てきます。モバイル広告を見ていただくとモバイルでの表示が確認できます。
また、拡張テキスト広告は「デバイス設定」を使用しません。とありますが…端末の種類に応じて広告の表示回数を変えたい場合は、端末の入札単価調整を行なうことで調整ができます。
まとめ
Googleアドワーズ「拡張テキスト広告」はユーザーにより多くの情報をお伝えでき、また効果的にウェブサイトに呼び込める広告です。しっかりユーザーの目線にたった広告を作成できればユーザーにとっても広告主にとっても有益になるのではないかと思います!最後まで読んでいただきありがとうございました。