Facebook広告には様々な種類があります。画像広告、動画広告、カルーセル広告、コレクション広告、スライドショー広告、キャンバス広告、ダイナミック広告、リード広告、クーポン広告、イベント広告などがあります。
こちらの記事では、カルーセル広告を作成する時の注意点と投稿、活用法について解説していきたいと思います。
カルーセル広告とは?
カルーセル広告とは、ユーザーが画面をスワイプすることで1つの広告内で全ての画像を閲覧することができます。1つの広告で最大10枚の画像や動画を広告上に表示でき、それぞれのカードにリンク先のURLを指定することができます。
カードごとにURLを設定することで、その画像から直接サイトの方へ行くこともできます。また、広告内に配置するカードが増えることで、複数の商材をそれぞれの画像や動画に設定し、多角的に見せたり、カードが進むたびにストーリーを展開させることなどできます。
カルーセル広告は、商材をいろいろな方法で紹介でき、ターゲットに訴求したい時などに活用出来ます。
カルーセル広告の活用法
- 画像や動画、テキストなどで説明
商材の説明や使い方などを画像や動画、テキストなどを使用し説明することで、使い方のイメージがついていないユーザーに対して説明するとができます。 - いろいろな角度からの画像を載せる
ひとつのアングルだけではなかなか伝わらない商材でも様々なアングルから見せることでより一層伝わらせることが出来ます。 - 複数の商材をひとつの広告で説明
商材が複数ある場合、カルーセル広告を使用しそれぞれ異なる説明や画像、動画などをリンク先を指定してすることができ、大きな効果を期待することができるでしょう。 - ストーリー性を用いる
画像や動画などを複数枚設定できるので4コマ漫画のようにストーリー性を持たせユーザーの興味関心を引きこむ方法として有効活用出来ます。
カルーセル広告の活用法はまだまだたくさんあり、アイデア次第では様々な見せ方ができるのでいろいろ試してみるといいでしょう。
Facebookカルーセル広告に使用する画像サイズと注意点
カルーセル広告に画像を投稿する際の推奨解像度は、1200×1200ピクセルです。サイズが多少違っていてもFacebook広告の管理画面で画像の切り取りができるので大丈夫です。注意点として、バナー画像の制作時に画像内のテキスト量が20%以下でないといけなく、テキスト量が多いと制限がかかり最悪配信されないといったこともあります。
また、最近では20%以下でも配信されないといった事例もあるので、文字数を最小限にすることオススメします。
マーケティングでのカルーセル広告の目的とは
Facebookのカルーセル広告はマーケティングの運用でもよく使われています。カルーセル広告の目的には企業や商材の情報を多く発信し、認知度をアップさせるブランディング。
ユーザーに対して企業や商材に「いいイメージを持って欲しい。」とか「もっとブランド力を高めたい」などのニーズにも対応できます。サービスや商材の認知のみの目的だけではなく、広告に対して行動を起こさせるためのダイレクトレスポンス。
ユーザーのリーチやトラフィックの確認、コンバージョンなどのリード獲得、アプリインストール、返信などがあります。広告からの購入やアプリのインストールなどが目的で、ECサイトではターゲットごとに複数の商材を掲載でき、ユーザーのニーズに正確に答えることができるでしょう。
Instagramにもあるカルーセル広告
InstagramでもFacebookと同様にカルーセル広告があり、同じように投稿できます。Facebook広告の管理画面上でFacebook、Instagramの両方が操作できるのも特徴です。Facebook、Instagramともにフィード広告配置ができ、違いはFacebook には右側広告枠、インスタント記事が配置でき、Instagramにはストーリーズが配置できます。
投稿できる画像の推奨解像度は、Facebookと同じように1080×1080ピクセル、アスペクト比率1:1、最大ファイルサイズが30MBとなっています。動画サイズの推奨はFacebookのファイルサイズ4GB、長さ240分以内、Instagramはファイルサイズ4GB、長さ60秒以内となっています。
テキストの文字数は、Facebook125文字以内、見出し40文字以内、リンクページの説明25文字以内となっており、Instagram2,200文字以内、ハッシュタグ30件以内と決められています。
カルーセル広告を導入し効果ある広告を出稿しよう
Web広告ではあたりまえのようになってきたカルーセル広告。カルーセル広告を利用することでユーザーに興味を持ってもらい、ニーズに合わせた表現を打ち出し、目的に応じた広告を試してみましょう。
もしもリスティング広告が頭打ちになり、他の手立てが必要になった場合にはカルーセル広告を利用してその効果を実感していただきたいと思います。