越境ECはShopifyが最強!売上アップを狙う9つのメリットと始め方

越境ECはShopifyが最強!売上アップを狙う9つのメリットと始め方

「国内の売上が頭打ちで、次の成長の一手を探している」
「海外からの問い合わせはあるけど、どう対応すればいいのかわからない」
そんな悩みを抱えていませんか?

今、多くの中小企業が海外市場に活路を見出し、越境ECに注目しています。しかし、言語や通貨、物流、決済などのハードルを前に、なかなか一歩を踏み出せない方も少なくありません。

そんな中、世界175カ国で使われているECプラットフォーム「Shopify」が、最強の越境ECとして注目を集めています。多言語対応や海外決済、物流連携など、越境販売に必要な機能がすでに備わっており、初心者でも安心して海外販売をスタートできるのが魅力です。

本記事では、Shopifyが越境ECに最適な理由と、売上アップにつながる9つのメリット、そして具体的な始め方についてわかりやすく解説します。

目次

越境ECとは?Shopifyでできる海外販売の概要

越境ECとは、日本国内から海外の消費者に対して商品を販売するEC(電子商取引)形態のことです。インターネットの普及により、国境を越えた買い物が日常化しており、多くの企業がこのチャンスを活かしています。特に中小企業にとっては、国内市場の限界を超える手段として越境ECが注目されています。

そもそも越境ECとは?注目される背景と市場規模

越境ECは、海外の消費者が日本の商品にアクセスし、購入・決済・配送までをオンラインで完結するビジネスモデルです。世界的に見ても越境EC市場は急成長しており、2023年の日本の越境EC(BtoC)の総市場規模は4,208億円でした。引用:令和5年度 電子商取引に関する市場調査 報告書

背景には、「日本製品の高品質イメージ」「円安による価格競争力」「訪日外国人による認知の拡大」などがあり、日本ブランドを武器に海外での売上拡大が期待されています。

Shopifyが越境ECに選ばれる理由とは?

Shopifyは、世界175カ国で利用されているクラウド型ECプラットフォームです。越境ECに特化した機能やアプリが豊富にそろっており、初心者でも比較的簡単に海外販売をスタートできます。

特に50以上の言語と130種類以上の通貨対応、100種類以上の決済手段、物流支援などが強みで、「海外でも売れる仕組み」が最初から整っている点が支持されています。

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Shopifyを使った越境ECの始め方【2つのパターン】

Shopifyで越境ECを始める方法は、大きく分けて2つのパターンがあります。ビジネスモデルや目的に応じて適した方法を選択しましょう。

パターン① 自社Shopifyストアを構築する

まずはパターン①。

自社ブランドを育てたい場合は、Shopify上にオリジナルのECサイトを構築する方法が最適です

多言語・多通貨に対応したサイト設計

Shopifyでは、標準機能またはアプリを使って複数言語・通貨に対応することができます。たとえば「Shopify Markets」機能を使えば、国別に通貨や価格、言語を自動で切り替えることが可能です。

こうした対応により、ユーザーにとってストレスの少ない購入体験を提供できます。

海外発送フローの構築と連携アプリの活用

物流面では「Ship&co」や「OPENLOGI」といったアプリを使えば、配送伝票の作成や在庫管理、関税対応などを効率化できます。国内発送と異なる業務も、自動化・簡素化が可能です。

パターン② 海外ECモールと連携して販売する

パターン②は、AmazonやeBayなど、海外で実績のあるモールを活用する方法です。Shopifyと連携することで、在庫・注文管理の一元化が図れます。

Amazon・eBayなど海外モールとの連携方法

AmazonやeBayなどの主要な海外モールと連携するには、Shopify公式アプリの「Shopify Marketplace Connect」が利用できます。このアプリを使えば、商品情報の同期や注文データの自動反映が可能なため、作業負担を大幅に削減し、連携を簡単に行うことができます。

Shopifyとのデータ統合のメリット

自社サイトとモールを併用することで、販売チャネルの拡大とリスク分散が可能になります。売上データの集計や分析も一元化でき、戦略的な運用が実現します。

Shopifyで越境ECを行う9つのメリット

Shopifyを使って越境ECを展開する際、以下のような大きなメリットがあります。

①多言語対応でグローバルユーザーにアプローチ

Shopifyは標準で多言語化をサポートしており、ターゲット国ごとに翻訳対応が可能です。「Shopify Translate & Adapt」などのアプリを使えば、簡単に翻訳とローカライズができます。

②複数通貨&自動為替変換で利便性アップ

訪問者のIPアドレスに応じて、通貨を自動で表示・変換できるため、ユーザーの購買意欲を損ないません。決済時もスムーズに処理されます。

③100種類以上の決済手段に対応

クレジットカードだけでなく、Shopifyによって開発されたShop Payや、PayPal・Stripe(アメリカ)、AliPay(中国)、Apple Payなど現地決済サービスにも対応。世界中のユーザーに安心感を与えます。

④越境配送をサポートするアプリが豊富

前述の「Ship&co」に加え「Easy Rates Japan Post」など、日本郵便をはじめとする多様な配送方法に対応したアプリが活用できます。

⑤CDNによる高速表示で海外ユーザーにも快適

Shopifyは世界中にCDN(コンテンツ配信ネットワーク)を配備しており、画像や動画も高速表示されます。

CDNは、ウェブコンテンツを効率的に配信するためのネットワークです。コンテンツを地理的に分散したサーバーにキャッシュすることで、表示速度の向上、サーバー負荷の軽減、アクセス集中時の安定化に役立ちます。

これにより表示速度の遅延による離脱を防げます。

⑥関税や税率の自動計算が可能

Shopify Marketsでは、国ごとの消費税や関税を自動的に計算・加算して表示できる機能があります。ユーザーにとって明朗会計でトラブル防止にもなります。

⑦海外マーケットプレイスとの連携が簡単

Shopifyの公式アプリを通じてAmazon、eBay、Walmart、Etsy、Target Plusなどが簡単に統合できます。また、Rakuten Ichiba やJD.com 、Mercari 、Wish 、Newegg もサードパーティアプリで連携可能です。

注意点として、Google Shopping、Facebook、InstagramなどのプラットフォームはECモールではなく販売チャネルとして機能します。これらは伝統的なECモールとは異なるため、目的に応じて選択してください。

ECモール名地域主な統合方法主な特徴
Amazonグローバル公式(Shopify Marketplace Connect)広範な顧客基盤、FBA対応
eBayグローバル公式(Shopify Marketplace Connect)長期的な信頼性、高い競争力
Walmart主に米国公式(Shopify Marketplace Connect)急速成長中の市場、大きな顧客層
Etsyグローバル公式(Shopify Marketplace Connect)クリエイティブ商品に最適
Rakuten Ichiba日本サードパーティアプリ日本最大のECモール
JD.com中国サードパーティアプリ中国市場向け、迅速な出品
Mercari日本・米国などサードパーティアプリフリマ形式、個人売買に強い
Wishグローバルサードパーティアプリ低価格商品、グローバル展開
Newegg主に米国サードパーティアプリ技術製品に特化

特に、中国市場に焦点を当てる場合は、JD.comがおすすめの選択肢です。

⑧自由度の高いデザインテンプレートが豊富

無料・有料含めて多くのテンプレートが用意されており、ブランドイメージに合ったデザインが簡単に構築できます。

⑨マーケティング機能で現地販売促進ができる

メールマーケティング、SNS連携、Google広告連携など、海外向けの販売促進機能も標準または拡張機能として活用可能です。

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越境ECをShopifyで行う際の注意点・デメリット

いくつかの注意点も理解しておく必要があります。

集客は自社で対応する必要がある(海外SEO/広告)

Shopifyはモールではないため、アクセスは自然検索や広告に依存します。海外向けのSEO対策や広告運用の知識が求められます。

初期設定や翻訳対応にやや専門知識が必要

多言語設定や税制対応など、通常の国内ECより設定項目が多くなります。必要に応じて専門家のサポートを検討しましょう。

国によって規制や法律が異なるため事前調査が必須

特に医薬品や食品などは国ごとに規制が異なります。販売する国の法律・通関ルールの調査を怠らないことが重要です。

Shopifyで越境ECを始める費用の目安

Shopifyで越境ECを構築・運営する場合の費用は、以下のとおりです。

Shopifyの料金プランと手数料

各プランにより、スタッフアカウント数や機能が異なります。

プラン名対象者年額料金(円/月)カード手数料(オンライン)カード手数料(外部)主な特徴
Basic個人事業主3,6503.55%2%在庫場所10箇所、24時間チャットサポート、3市場グローバル販売、POS Lite
Grow小規模チーム10,1003.4%1%在庫場所10箇所、24時間チャットサポート、3市場グローバル販売、スタッフアカウント5つ、POS Lite
Advanced成長中のビジネス44,0003.25%0.6%在庫場所10箇所、強化チャットサポート、3市場+追加59ドル、スタッフアカウント15つ、POS Lite
Plus複雑なビジネス2,300 USD/月競争力のあるレート在庫場所200箇所、強化サポート、50市場、無制限スタッフ、カスタムチェックアウト、POS Pro、B2B機能
Starter7505%5%SNS・メッセージアプリ・シンプルオンラインストアでの販売
Retail13,0003.55%2%対面販売向けのスタッフ・在庫・Loyalty機能強化

すべてのプランで最初の3ヶ月は月額150円、一部のプランでは年払いで割引があります。詳細はShopify料金ページをご覧ください。

構築費用の相場(50万円〜1000万円)

デザインや機能要件により大きく異なります。テンプレートを活用する場合は50万円前後、フルカスタマイズでは数百万円〜数千万円かかるケースもあります。

関税・輸入税など国別にかかる費用

販売対象国の関税率や付加価値税(VAT)を考慮し、商品価格や送料の設計を行いましょう。

越境ECにおすすめのShopifyアプリ一覧

Ship&co|海外発送業務を自動化

Ship&coは越境ECに対応しているクラウド型のアプリで、海外発送の処理を手軽にしてくれるアプリです。配送業者は日本郵便、クーリエ便などに対応しています。運営しているECサイトとリアルタイムで同期され、注文情報を設定するだけですぐに海外への配送ができます。

また、送り状を発行すると追跡番号がストアに送信されて、安全に配送できているか確認もできるようになっています。

Easy Rates Japan Post|送料計算を自動化

Easy Rates Japan Postは、海外へ商品を発送する際に日本郵便を使って発送を考えている方におすすめのアプリです。

このアプリは、日本郵便と自動で同期されて、発送方法や料金を自動で計算して表示させることができるので、管理者が料金の変更作業などをする必要がなくなります。料金プランは月額9.9ドルで、無料トライアルで7日間利用することができます。

Easy Label Japan Post|ラベル印刷を効率化

Easy Label Japan Postは上記のEasy Rates Japan Postと同じく、商品の配送に日本郵便を活用する方におすすめのアプリです。海外用の配送ラベルを用意するのは非常に時間がかかってしまいますが、このアプリを使うことで、Shopifyの管理画面からワンタッチで正確なラベルを出力することができます。

料金プランは3種類あり、月間で利用するラベル数によって費用が異なります。

  • ライト:月額14.9ドル(ラベル数:100)
  • ベーシック:月額39.9ドル(ラベル数:300)
  • プラス:月額69.9ドル(ラベル数:無制限)

OPENLOGI|倉庫連携で越境フルフィルメント対応

OPENLOGIは注文受理から商品配送までの全ての処理を自動化することができるアプリです。このアプリは従量課金制のため、月に出荷数の多いECサイトは、特別な価格で対応してもらえる可能性があります。

まとめ|Shopifyで越境ECを始めるなら今がチャンス!

越境ECは、国内市場だけでは限界を感じている事業者にとって、売上拡大の大きなチャンスです。中でもShopifyは、越境販売に必要な機能を網羅しており、初心者でも安心して取り組むことができます。

正しい手順とツールを使い、ターゲット国に合わせた最適な対応を行うことで、海外市場でも信頼されるECサイトを構築できます。今こそ、Shopifyを活用して世界に向けてビジネスを広げてみましょう。

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この記事を書いた人

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グループ会社のThink株式会社は、6年以上「わたしのネット」でネット回線情報を発信しており、その経験を活かして、B!netでも専門的な情報をお届けします。
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