「レジ周りの業務をもっとスマートにしたい」
「会計をスムーズにして、顧客満足度を上げたい」
そんな店舗オーナーのあなたは、レジ業務にストレスを感じていませんか?
近年、キャッシュレス決済の普及とともに、POSレジの導入はもはや当たり前になりつつあります。しかし、製品の種類や機能、価格はさまざまで「どれを選べば良いのか分からない…」と悩む方も多いのが現実です。
そこで本記事では、シンプルな操作性とスタイリッシュなデザイン、そして高速入金などで注目されるSquareレジスターについて、3つの特徴と費用、他社POSレジとの比較を通して徹底解説します。加えて、実際の導入事例をもとに、どのような業態に向いているのかも紹介します。
Squareレジスターとは?3つの特徴
それでは早速、Squareレジスターの特徴を3つ紹介していきます。
特徴①:簡単設定で即日導入可能!
Squareレジスターは、設定が簡単で即日導入できる点が最大のメリットです。面倒な設定や専門知識は必要なく、Squareの公式サイトで個人・法人問わず数分で登録できます。
導入後はインターネット接続と電源さえあれば、初期設定は完了です。
また無料のSquarePOSレジアプリを使えば、商品登録や売上管理も行えます。Squareレジスターで検索する多くの店舗オーナーからも、「導入が早い」と評価されており、忙しい開業準備中でもすぐに使える手軽さが魅力です。
特徴②:スタイリッシュな2画面デザインを採用
Squareレジスターは、洗練された2画面デザインが目を引きます。片方の画面はスタッフ向け、もう片方は顧客用ディスプレイとして利用でき、会計の透明性を高めます。
本体は約25cm×15cm×15cmとコンパクトで、カウンター周りをすっきりと保てます。
デザインと機能性を兼ね備えており、外観を重視する店舗オーナーに最適な製品です。
特徴③:高速決済・入金で業務効率化
Squareレジスターは、早い決済処理と業界最高水準の入金スピードで知られています。
クレジットカード、電子マネー、QRコード決済といった多岐にわたる支払いに対応しており、訪日外国人の方も安心して利用できるため、円滑な取引が可能です。
入金は最短で翌営業日に実行されます。
SquarePOSレジアプリを活用すれば、売上データや在庫管理をリアルタイムで把握でき、業務効率化も期待できます。
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Squareレジスターは無料で始められる?費用について
Squareレジスターの導入を検討する際、気になるのは費用です。ここでは、端末価格、月額費用、周辺機器のコストを紹介します。
アカウント登録は完全無料です
Squareレジスターの利用開始には、まずSquareのアカウント登録が必須です。
個人事業主、法人問わず、Square公式サイトにて数分でアカウント作成が完了し、初期費用は一切かかりません。
メールアドレスと基本情報を入力するだけで登録は完了し、特別な書類は不要です。
登録後すぐにSquarePOSレジアプリの利用が開始でき、売上管理や商品登録などの機能を利用できます。
必要なのはSquareレジスターの本体価格のみ
Squareレジスターの本体価格は、約49,980円です。2画面構成のPOSレジ端末と、2年間のメーカー保証付きで、安心して導入できます。
過去には「20%割引キャンペーン」や「プレゼントキャンペーン」などお得なキャンペーンがありました。
導入の際は、これらのキャンペーンが開催されていないか必ず確認してから、導入しましょう。
周辺機器を導入する場合は別途費用が発生
Squareレジスターをフル活用するためには、周辺機器の導入も視野に入れると良いでしょう。レジ周辺に必要な機器の例としては、下記が挙げられます。
- プリンター: 49,900円〜
- キャッシュドロワー: 11,800円〜
- バーコードスキャナー: 19,800円〜
プリンターとキャッシュドロワーが一体型になった製品も存在します。
mPOP – キャッシュドロワ一体型プリンターはSquareでも目玉商品として紹介されており、使い勝手が良いと評判なのでおすすめです。
Squareレジスターとその他ハードウェア(スタンドなど)の違い
ここでは、Squareレジスター、Squareスタンド、Squareターミナルの3つを比較し、どれがあなたの店舗のニーズに合っているのかを、明確にします。
Squareレジスター | Squareスタンド | Squareターミナル | |
---|---|---|---|
画像 | ![]() | ![]() | ![]() |
価格 | 84,980円(税込) | 29,980円(税込) | 39,980円(税込) |
主な特徴 | 2画面構成(スタッフ+顧客用) | iPadを利用したPOSレジ | コードレス、プリンター内蔵 |
iPadの必要性 | 不要 | 必要(別途購入) | 不要 |
決済方法 | カード、電子マネー、QRコード | カード、電子マネー、QRコード | カード、電子マネー、QRコード |
レシート発行 | 別途プリンター必要 | 別途プリンター必要 | 内蔵プリンターで即時発行 |
接続方法 | Wi-Fi、有線LAN | Wi-Fi、USB(iPad経由) | Wi-Fi、コードレス |
保証期間 | 2年 | 1年 | 1年 |
最適な店舗 | 中~大規模店舗、固定カウンター | 小規模店舗、iPad活用店舗 | 移動販売、イベント店舗 |
iPadが不要で2画面構成のPOSレジであるSquareレジスターは、84,980円と価格は高めですが、保証期間が長く周辺機器との接続も簡単です。
一方、SquareスタンドはiPadを活用する店舗向けで、初期コストを抑えたい場合に適しています。
Squareターミナルはコードレスでレシートプリンター内蔵のため、移動販売やポップアップショップに最適です。
製品の比較はこちらからできます。→ https://squareup.com/jp/ja/hardware/compare
スタンドが接続できないときの確認手順

Squareスタンドとの接続がうまくいかない場合、まずiPadの対応機種を確認してください。
対応iPad機種
- iPad (第10世代)
- iPad Pro 11インチ (第1~第4世代)
- iPad Air (第4~第5世代)
- iPad Air 11インチ (M2)
上記機種をお使いの場合でも、Wi-Fiの接続状況が不安定なときはうまく接続できません。ルーターの再起動をお試しください。
また、USB-Cケーブルがしっかりと接続されているかも確認してください。
第2世代のスタンドは第一世代からどう進化した?
Squareスクエアスタンド第2世代は、初代モデルよりもスリムで現代的なデザインとなり、USB-Cポートを採用、接続の安定性と互換性が向上しました。旧型のLightningケーブルは必要ありません。
ディスプレイの回転がよりスムーズになり、顧客との対面決済における操作性も向上しています。
iPadの取り外し方
iPadをSquareスタンドから取り外す際は、まずiPadの電源を切り、Squareスタンドの電源ケーブルを抜きます。
次に、Squareスタンドの背面にあるロック機構(モデルによってスライド式またはボタン式)を解除し、ゆっくりと上または横にスライドさせてiPadを取り外します。
取り外し後、iPadおよびスタンドの接続部分を柔らかい布で拭き、ほこりや汚れを取り除いてください。
Squareレジスターの設定と使い方【初心者でも簡単】
ここでは、Squareレジスターの設定や使い方の手順をわかりやすく解説します。
無料アカウント登録手順
スクエアレジスターを利用するには、まずスクエアの無料アカウント登録が必要です。個人事業主も法人もどちらも以下のステップで、簡単にアカウントを作成できます。
- スクエアの公式サイトにアクセスし、「まずは登録してみる」をクリック

- メールアドレス、パスワードを入力、規約に同意し、アカウントを作成

- 店舗名の入力と、業種を選択

アカウント作成自体は1〜2分程度で完了します。
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この後に、本人確認と銀行口座の登録などを行っていきます。
Squareレジスターの初期設定
Squareレジスターの購入後、電源ケーブルとインターネット(Wi-Fiまたは有線LAN)に接続し、登録済みのアカウントでログインします。
アプリ内で商品名、価格、カテゴリーを入力します。
クレジットカード、電子マネー(Suicaなど)、QRコード決済を有効化します。
少額のテスト決済を行い、正常に動作するか確認しましょう。
決済からレシート発行まで
スタッフ用ディスプレイでの商品選択やバーコードスキャナによる読み取りで、顧客用ディスプレイに金額が表示されます。
決済後にレシートが発行されます。レシートは、別途購入のレシートプリンタで紙のレシートを発行するか、電子レシートをメールで送信できます。
売上データや顧客情報は、スクエアPOSアプリでリアルタイムに確認可能です。
Squareレジスターと他社POSレジ(Airレジ・スマレジ)を比較|選び方
Squareレジスター、Airレジ、スマレジは、店舗向けキャッシュレス決済サービスとして人気ですが、どのPOSレジを選ぶかは店舗のニーズ次第です。ここでは、決済手数料、入金スピード、端末費用、月額費用を比較します。
そして、比較した上でSquareレジスターを選ぶメリットを紹介します。
Squareレジスター | Airレジ(Airペイ) | スマレジ(PayGate) | |
---|---|---|---|
決済手数料 (クレジットカード) | 対面取引は一律2.5%(2025年1月より全カードブランドで3.25%→2.5%に引下げ)オンライン/非対面3.75% | 3.24%(Visa/Mastercard/JCB/Amex/Diners等)交通系電子マネーは2.95% | 1.98~2.90%~3.24%(プランにより異なる)例:ビザ/マスター(基礎)2.90%(中小向けプランでは1.98%)交通系・電子マネーは3.24% |
決済手数料 (QRコード) | 対面時QRコード決済は3.25% | PayPay/d払い/au PAY/楽天ペイなど2.95%(税抜)(一部COIN+のみ0.99%) | QRコード(PayPay等)は3.24% |
入金サイクル | 最短翌営業日入金(三井住友・みずほの場合)その他金融機関は週1回 | カード/電子マネー売上:月3~6回(例:三菱UFJ・三井住友・みずほは月6回、それ以外は月3回)QR売上:月1回(月末締め、翌月末払い) | クレジット/電子マネー売上:月2回(15日〆→当月末払い、月末〆→翌月15日払い)QR売上:月1回(月末〆、翌月末払い) |
振込手数料 | 無料 | 無料 | 無料 |
端末費用(初期費用) | Squareリーダー4,980円Squareターミナル39,980円Squareレジスター84,980円 | Airレジアプリ自体は無料必要機器:iPad(58,800円~)、レシートプリンター等を自前で用意(キャッシュドロアなど別途)Airペイ用カードリーダーは無償貸与 | スマレジアプリは無料必要機器:iPad(58,800円~)、レシートプリンター、キャッシュドロア等(例:計約128,760円)※PayGate端末はキャンペーンで導入0円の場合あり |
月額費用 | 0円(月額基本料金なし) | 0円(AirレジもAirペイも月額基本料なし) | スマレジ無料(基本プラン0円)PayGate利用料:月3,300円 |
Squareレジスターを選ぶメリット
Squareレジスターの主な利点は、決済手数料の低さと入金サイクルの多さにあります。
クレジットカードの対面取引手数料は一律2.5%と、競合他社と比較して低く設定されています。また、入金は最短で翌営業日に行われるため(三井住友銀行およびみずほ銀行の場合)、キャッシュフローを迅速に確保できます。月額の基本料金なしで利用できるのも魅力です。
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Squareレジスターがおすすめの店舗タイプと事例
Squareレジスターは、簡単設定、スタイリッシュなデザインのPOSレジシステムなので、さまざまな店舗タイプに適しています。特に飲食店や小売店での活用が多いです。
渋谷区鶯谷町にあるカフェ「Beans Garage Coffee」の事例
カフェでのSquareレジスター導入は、スタイリッシュなデザインと手軽さが決め手となり、会計時間を1組あたり約1分短縮しました。新メニューの登録も数分で完了し、頻繁な更新にも対応可能です。リアルタイムでの売上分析を活用することで、SNS発信などの施策に即座に反映でき、メニューごとの売上状況を把握することで、食材管理や品目入れ替えにも役立て、ロス削減に繋げました。これらの機能により、効率的な店舗運営と柔軟なマーケティング施策の両立に貢献しています。
関連リンク: Beans Garage Coffee | Square レジスター導入事例
コミュニティカフェ「KNAG(ナグ)」の事例
KNAGはSquareレジスターを最大限に活用し、テクノロジーと人間味のバランスの取れた運営スタイルを確立しています。オールキャッシュレス化によって釣り銭やレジ締め業務の負担を軽減し、Squareレジスターやターミナルの導入によりレジミスを減らし、会計をスムーズにしています。また、決済・オーダー・売上分析を一元化することで、複数店舗での共通操作によるサポートも可能にしています。
さらにKNAGは、売上目標だけでなく、人件費や原価率のバランスと健全性を重視しています。Squareデータでキャンペーンや新メニューの効果を分析し、スタッフの働きやすさや顧客との良好な関係性を最優先することで、「余裕ある接客」と「地域密着」を両立させています。
関連リンク: KNAG | Square レジスター導入事例
日本橋兜町にあるビアバー「B by The Brooklyn Brewery」の事例
B by The Brooklyn Breweryは、Squareレジスター導入によりイベント時のレジ待ち時間を3分の1に短縮し、顧客満足度を向上させました。また、Squareレジスターやターミナルの活用で、商品登録や返金作業といった店舗運営の負担を軽減。モバイルオーダーの継続利用も可能になり、よりスムーズな店舗運営を実現しています。
関連リンク: B by The Brooklyn Brewery | Square レジスター導入事例
バリスタ経験を持つ店主による兜町のコーヒー店「SRコーヒー」の事例
SRコーヒーは、Squareの導入により、以前は最大45秒かかっていた決済時間を大幅に短縮しました。特に、Squareレジスターの導入で会計中にお客さま自身が決済を進められるようになり、コーヒー提供までの時間短縮にも貢献。
さらに、スマートフォンからリアルタイムで売上データを把握できるようになったことで、各店舗の課題を即座に発見し、改善策を講じることでスタッフの負担軽減と売上向上を実現しています。
関連リンク: SRコーヒー | Square レジスター導入事例
Squareレジスターの仕様と周辺機器
ここでは、端末の仕様(サイズ、重量、電源要件)と周辺機器(レシートプリンタ、キャッシュドロア)の必要性について詳しく解説します。
サイズ・重量・電源要件

サイズ | 約31.75cm(幅)×12.7cm(奥行き)×25.4cm(高さ) |
---|---|
重量 | Squareレジスター:1.8kg顧客用ディスプレイ:544g電源キット(アダプター/アダプターケーブル):363g |
ディスプレイ | 13インチ |
電源要件 | 常時電源接続が必要(ACアダプター付属) |
電源とインターネット環境を整えるだけで、すぐに運用開始できます。
レシートプリンタやキャッシュドロアは必要か
Squareレジスターは電子レシート発行に対応しており、紙のレシートが不要な場合は追加の周辺機器なしで利用できます。しかし、紙のレシートを希望するお客様が多い場合や、飲食店で注文確認にレシートを使用したい場合は、レシートプリンターの導入が役立ちます。また、現金決済が多い店舗では、キャッシュドロアを導入することで現金管理を効率化できます。Squareレジスターと連動すれば、決済時に自動でドロアが開くため便利です。
その他にも、小売店で在庫管理や会計を高速化したい場合はバーコードスキャナー、飲食店で注文をキッチンに直接送信して業務効率を向上させたい場合はキッチンプリンターなどの周辺機器も有効です。
Squareレジスターの過去キャンペーン情報と最新特典
Squareの過去のキャンペーンでは、20%~30%の割引や当選、キャッシュバックなど、初期コストを大幅に削減する機会を提供していました。特に2024年~2025年のキャンペーンは、新規店舗や小規模事業者に人気で、導入のハードルを下げました。
最新特典では、決済手数料実質無料のキャンペーンが進行中であり、売上規模に応じたコスト削減が可能です。
詳しいキャンペーンの詳細は、次の記事で紹介しています。
まとめ:Squareレジスターで店舗運営をスマートに!
本記事ではSquareレジスターの特徴、費用、他社比較を解説しました。
Squareレジスターなら簡単設定・高速決済でレジ業務の不安を解消し、業務効率化を実現できます。ぜひ導入を検討し、スマートな店舗運営を始めましょう。
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