検索インテントとは?感情を読み取りアルゴリズムを活用する方法!?

検索インテントとは?感情を読み取りアルゴリズムを活用する方法!?

みなさんインテントをご存知でしょうか?ユーザーが検索をする際に使ったキーワードや、検索の意図の裏側に潜む感情を指しています。また、検索意図は3種類に分けることができます。

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目次

検索のアルゴリズムとは?

検索のアルゴリズムとは?

インテントについて言及する前に、検索エンジンがどの様にキーワードを検索したかを理解する必要があります。Googleの検索エンジンは「ユーザーに最適な検索体験」を提供するため、日々進化しています。その進化には「RankBrain」という人工知能(AI)、「Hummingbird」というアルゴリズムがあります。

RankBrainは検索意図にあるユーザーインテント(ユーザーが知り得たい情報)に、AIによって適切な検索結果を与える、ランキングアルゴリズムの1種です。Hummingbirdもアルゴリズムの1種で、名前の由来は「正確で高速」です。またhumming birdはハチドリという意味です。humming birdは検索された言葉の「意味」や「意図」を理解するアルゴリズムです。

検索インテントの分類

検索のアルゴリズムを簡単に説明したので、本題の検索インテントについて説明していきます。検索インテントは合計7種類あると言われています。ユーザーの検索の傾向とは何なのか、検索に隠された意図とは、検索エンジンはユーザの検索に対して何を返すのか説明していきます。

取引型(トランザクショナルクエリ)

商品の購入、サービスやコンテンツの利用といった、行動が具体的にわかるものを示します。商品やサービス名をアクションと組み合わせ検索されることが多いです。また、購入活動に直接結びつく分野でもあります。取引型の例、「サボテン 育て方」や「サボテン育成方法」などの検索は、行動が具体的にわかるためトランザクショナルクエリに分類できます。

案内型(ナビゲーショナルクエリ)

アクセス先が明確に想定されているサイトに訪れるために、サイト名を検索する。またはサービス名+サイト名を組み合わせて検索する手段を示しています。案内型の例、「Amazon サボテン」という風に検索すると、ユーザーがAmazon(明確に想定されているサイト名)でサボテン(サービス名)を探している、購入を検討しているのがわかります。つまりナビゲーショナルクエリに該当するため案内型だと分類できます

情報収集型(インフォメーショナルクエリ)

資料請求や購入、問合せなどの情報収集を検索する手段です。情報収集型は購入に直接結びつくとは言えません。しかし購入する物の発端になる部分です。そのためコンテンツマーケティング分野で、情報収集型は重視されています。オウンドメディアを用いた場合はコンテンツマーケティングのセオリーとして定着しています。情報収集型の例、「サボテンの花 咲かせ方」といった疑問を解決する情報が欲しいという意図が見えます。

モバイル時代の検索インテントとは?

上記で説明した3つの型は今でも使われています。しかしモバイル時代の現在、さらに新たな分類分けができる様になりました。

・知りたい(Knowクエリ)

・行きたい(Goクエリ)

・やってみたい(Doクエリ)

・買いたい(Buyクエリ)

サボテンという検索キーワードを用いて4つの分類について説明していきます。

知りたい(Knowクエリ)

「サボテン 種類」「サボテン 道具」と検索した場合Knowクエリは広告が出ないので、調べ物の邪魔になりませんでした。「種類」、「道具」というワードがタイトルなどに入っていないものも、上位に表示されます。インテントに応じたアルゴリズムによってタイトルタグにキーワードを入れる常識は、もはや過去のものになりました。

やってみたい(Doクエリ)

「サボテン 育成」「サボテン 販売方法」

上記の検索ワードの場合Googleは育成、販売方法を知りたいのではなく、やりたいという意図と判断します。知りたいとやりたいの判断は、実際に検索してみなければわからないぐらい、小さな差です。コンテンツを作る際は、どういった人に見てもらいたいかを意識することが重要です。

行きたい(Goクエリ)

「サボテン 店」「サボテン 販売」

Goクエリの特徴は検索した時に一緒に地図が表示されることが特徴です。また、表示順で影響を受ける部分はキーワード(サボテン)と場所(店)、検索者からの距離(住んでいる地域など)です。

買いたい(Buyクエリ)

Buyクエリは利用するユーザーが明らかに、購買意図がある検索にのみ広告が表示されます。画像内で表示される広告は実際に売れている順番か評判のいい順に並んでいます。上記4つがモバイル時代の新たな分類となります。

検索意図の活用方法

検索意図の活用方法

検索意図というものが大体理解できたかと思います。次は活用方法を説明していきます。

Google検索で出てくる検索候補「サジェストキーワード(検索キーワード)」を分析し、ユーザーニーズを探れます。Googleが検索のアルゴリズムを通して、検索結果を最適化することによって、ユーザーが知りたいことや、困っていることに対する解決策を、的確に返している可能性があります。そのため検索上位に表示される、サジェストキーワードはユーザーが求めている物だと考えられます。

ユーザーの検索ワードを、「知りたいこと」と「悩んでいること」で分類すると、どのコンテンツが、どれくらい必要かが見えてきます。上記で分類したキーワードで共起語をまとめ、今後の作成するブログやWebページなどをユーザーの意図に応えられるコンテンツを作成しましょう。

共起語についてはこちらでまとめられています。

SEOにおける共起語とは?

SEO対策についてはこちらの記事でわかりやすくまとめられています。

初心者に向けたSEO対策基本編

検索インテントと変化

ユーザーの意図や目的を読み取り、質の高いコンテンツやデザインを提供していくことが、今後重要になると考えます。検索エンジンは日々変化しています。環境の変化を、柔軟にツールなどを駆使して、対応できる様になりましょう。インテントを駆使して、検索エンジンの検索結果上位を、目指していきましょう。

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この記事を書いた人

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