こんにちは。総務部の長谷川です。
最近マネジメントについて考えさせられることが増えてきたなと感じています。今回は管理する立場の方に向けてマネジメントの重要性について書いていきたいと思います。
マネジメントとは
マネジメントとは、組織の上の立場となる人が(経営者や上司)組織をスムーズに運用していくための管理方法のことをいいます。
組織とは単なる集団のことを言いません。同じ目的に向かって目標を達成していくために、集まった仲間です。
つまり、マネジメントとは、組織に属するメンバーに最大限のパフォーマンスを発揮してもらうために行うことを言います。
「マネジメント」の業務内容とは
教育
スタッフ特性、強みや弱みを把握して適正な教育が求められます。全員に同じ教育方法が通用することと通用しないことがあるため、その見極めも重要です。スタッフの能力を最大限に引き出すために、個々の特性を知りその人にあった教育が必要になってきます。
目標設定
マネジメントを行う際、「目標」と「ゴール」を明確に伝える必要があります。ここでのポイントは伝えるだけではダメです。その目標・ゴールに向けて具体的にいつまでに、どうやって行動するのかをしっかり決めることです。
評価
部下やスタッフの評価をするために基準を設ける必要があります。その基準を元に何ができていて、何ができていないのかを評価して、フィードバックすることが重要です。
マネジメントに必要なスキル
マネジメントは組織の成果を上げる手段です。そのため、マネジメントも立派な仕事と言えますし、一定のスキルも必要とされます。マネジメントに必要なスキルとは何か、考えてみました。
①コミュニケーションスキル
②管理スキル
③意思決定スキル
④分析スキル
①コミュニケーションスキル
組織にはたくさんのスタッフが働いています。そのため、意思の疎通は不可欠なものになります。同じ目標に向かい業務を進めていくためには、チーム内の思いや認識をしっかり合わせていくことが大切です。その際に大事になってくるものがコミュニケーションです。
上長は、組織全体の目標を部下にしっかり伝え理解してもらうことが大切です。
コミュニケーションは一方的では成り立ちません。相手の意見に耳を傾け、考えを理解しながら情報を伝える事、お互いが理解し進めていくことが大切です。
②管理スキル
仕事の成果を上げるためには下記の管理スキルが必要となります。
・目標の達成に向け、チームや組織を適切に機能させること
・生産性を高めるために、適切に管理できているか
・仕事の質を高め、チームや組織の仕事の精度を上げていく
これらを実現するために、1人1人に対してしっかりした評価制度を設け、1に1にに適切な仕事を割り当てていくことです。定期的にフィードバックを行うことで現状を把握することが大切です。
③意思決定スキル
管理者が仕事をするうえで、何かを判断しなくていけない場面は多々存在します。そのため、組織にとって何の判断が正しいのかをしっかり見極めていく必要があります。
組織から明確な目標が掲げられ目標に沿った行動を行うこと。判断がぶれれば部下に不安や不信感を与えてしまい、統率の力が弱まります。
④分析スキル
分析のスキルですが、とても重要です。経験値から組織の未来について分析できる力はもちろん大切ですが、客観的な視点から検証し分析していく力も必要とされます。
また、組織の目標を達成し成果を上げていくには、情報・人・お金すべての知識や知恵や技術から分析し管理していくことがとても重要になってきます。
最後に
スタッフの働き方、仕事の価値観が多様化しているいま、全員が同じ方向に向かうためにスタッフを育成していくためには適切なマネジメントが必要になってきます。
今の私たちに求められているマネジメント能力・スキルをもっとレベルアップさせていき会社の成長に繋げていきたいと思います。
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